2005/12/05

今日の忘年会

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今年はなぜか忘年会が多いのです。お声をかけていただくのはうれしいのですが、問題は予算かな ^^;;

というわけで、今日が今年はじめの忘年会。

今日のメンバはお酒よりはおいしい料理という人ばかりなので、私にとってはとても気が楽なのです。

で、いったのは四谷の Manuel Casa de Fado。ポルトガル料理です。

9 月にランチで来たのに続いて 2 度目。もっとも、松濤の本店は何度かいってますが。

何度も書くのですが、ポルトガル料理は本当にやさしい味。和食と相通じるものがかなりあると思います。たとえば、普通だったら胡椒を振るであろうカジキマグロのオイル焼きも、塩だけ。スパイスはほとんど使わないのです。

はじめにミミガー ^^;; 豚の耳と空豆のサラダです。豚の耳を食べるなんて沖縄料理かドイツ料理ぐらいかと思ったら、ポルトガルにもあるんですね。

次が前菜の盛り合わせ 4 種。自分で 4 種類選ぶことができるので、バカリャウのコロッケ、緑の卵のフリット、米ナスのオーブン焼き、アジのマリネ セトゥーバル風を選んでみました。

バカリャウは干しダラ。干物です。このバカリャウがおいしいんですよ。マヌエルにくると絶対に頼んでしまうのです。

緑の卵というのはゆで卵の黄身だけとりだして、香菜とあえてあります。だから緑の卵なわけです。それを再びゆで卵につめてフリットにしたものです。

スープは石のスープと、野菜のスープ、カルド ベルデです。見た目には石のスープと野菜のスープは区別がつきませんが、味は違います。どっちもおいしいけど。なぜ、石かというとポルトガルに石でスープを作るという民話から来ているのだそうです。

カルドベルデはビシソワズを暖めたような感じ。とろっとしていてこれもおいしい。

カジキマグロのオイル焼きは熱した鉄板にのって、ジュウジュウ状態でサーブされました。カジキマグロがおいしいのは当然ですが、トマトのソテーもおいしい。トマトの上にはガーリックとパン粉です。パン粉のパリパリの食感がいいですね。

そして、鶏のプーカラ。プーカラというのは壺の名前で、この壺にスープをいれてオーブンで焼くのだそうです。この壺も持ってきて見せてくれました。結構大きい。とうぜん、その壺は置いていってくれるのかと思ったら、持っていかれてしまった ^^;; というわけで、壺の写真はありません。

胸肉を使っているのですが、全然パサパサ感はなく、本当に軟らかく煮てあります。やはりトマトベースの味です。

次がタコのリゾット。これも定番でおいしいです。ブイヤベースがおいしいんでしょうね。魚のだしが凝縮されています。タコもすごく柔らかく煮てあって、おいしい。

料理の最後はアンコウのリゾット。この写真は白っぽくなっていますが、湯気のせいです。ほんとにグツグツ状態。アツアツがおいしい。

そして、デザート。4 人でいったのに、なぜかデザートは 5 つも並ぶのです ^^;;

はじめがラクダの垂涎。卵黄とキャラメルを泡立てたような感じで、アクセントとしてアーモンドが加えられています。

そして、パスティシュ・デ・ナタ。ポルトガル風エッグタルトのことです。チョコレートクリームと焼きメレンゲ、パォン デ ローと続きます。

パォン デ ローはカステラの元になったお菓子なんだそうです。どうやって作るのかよく分からないのですが、卵を泡立てたものが切り口からとろっと流れでるのです。でも、それは生焼けのケーキのような粉っぽさはなくて、卵だけのような感じ。どうやって作るんだろう?

そして、最後が焼きリンゴ。これもおいしい。でも、エッグタルトと焼きリンゴは暖かくして食べたかったなぁ。

Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel
Manuel Manuel

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