2009/09/30

今日の一枚

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The Derek Trucks Band "Already Free" (2009)

というわけで、今回のライブでも一番多く曲を取りあげていた、The Derek Trucks Band のアルバム。

もちろん、Doyle Bramhall II と Susan Tedeschi も参加しています。

The Derek Trucks Band はアルバムによって Jazz やフュージョンっぽいものと、サザンロックやブルースの比率がコロコロ変わるのですが、このアルバムは思いっきりサザンロックやブルースに傾いています。

そのせいか、インストゥルメンタルはなし。とてもまとまった感じに仕上がっています。というか、今までのアルバムの中で一番いいんじゃないかなぁ。

アルバムは 1 番はじめの曲で決まってしまうというのは櫻庭の持論です。やっぱり、 1 曲目がよくないと聞く気が萎えるんですよね。

で、その 1 曲目の Down in the Flood ですが、なんと Bob Dylan ですよ。でも、これは気づかないなぁ。完全に自分のものにしてます。

独特のサウンド感。ワンコーラスはベースとドラム抜き。ツーコーラスからベースとドラムが入ってきて、ぐっとサザンロックっぽくなります。バッキングのアコギがいいですね。

2 曲目の Something to Make You Happy は Doyle Bramhall II も一緒。というか、Doyle Bramhall II はこのアルバムでは、2, 3, 6, 7 に登場。これらの曲は共同プロデュースで、しかも 3 と 7 ではメインボーカルをとってます。

ここでいうことじゃないんだけど、Doyle Bramhall II にお願い。自分のアルバムつくろうよ... ^ ^;;

Something to Make You Happy に戻りましょう。この曲もカッコいい。ベースとハモンドがいい味出してます。ハモンドといえば 4 曲目の Sweet Inspiration です。この曲のバッキングはスライドじゃなくて、リードだけスライド。とてもソウルフルな曲。Mike のボーカルものっているようです。

って書いてくと、すごく長くなってしまうので、途中はしょって...

10 曲目の Back Where I Started は Susan Tedeshi がメインボーカル。エレキを使っていないので、ちょっとフォークっぽい感じが出てます。サロードというインドの楽器も弾いているので、エキゾチックな香りもあります。いいですね、この曲。

で、一番のお気に入りは最後の Already Free。ギターとパーカッションだけ。シンプルなんだけど、味わい深いです。

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