2010/04/30

今日の一枚

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Eurythmics "Be Yourself Tonight" (1985)

そうか、もう 25 年も経っているんだ。それにしても、今聞いても Eurythmics カッコいいですね。

このアルバムは彼らが最高にのっていた時ですね。Annie Lennox の声は艶があるし、Dave Stewart のギターもアレンジも冴えてる。

これより以前のアルバムはエレクトリックなサウンドが中心でしたけど、このアルバムはぐっとソウルっぽくなってます。Annie Lennox はソウルあいますよ。ほんと。

だから、Aretha Franklin にも全然負けてません。

1 曲目の Would I Like to You? はブラスがいいですね。ブラスが入るとぐっとソウルっぽくなります。リフがやっぱりカッコいいんだな。リフをブラスとギターでユニゾンするのがカッコいい。もちろん、Annie のパワフルなボーカルがないと成立しないわけですが。

2 曲目の There Must Be an Angel (Palying with My Heart) も大好きな曲。この曲はしっとりと。こういうボーカル中心の曲も Eurythmics はいいんですよ。Stevie Wonder のハーモニカがこれまたいいんだよなぁ。

普通、ブルースやソウルのハーモニカはブルースハープですけど、Stevie はクロマチック。ブルースハープがしゃがれた音なのに、クロマチックは澄んだ音。この澄んだ音がこの曲にはとてもよく合います。

サウンドがからっと乾いているんですね。

It's All Right (Baby's Comming Back) も好きだなぁ。この曲もブラスがバック。途中に XXX とリピートするところがあるんですけど、これが何ていっているか以前はよくわかんなかったんです。ダービーなのかガウディなのか? どちらにしても、意味がわかんないんですけどね。

おまけで Conditioned Soul のライブが入っているのですが、スタジオの録音よりもライブの方が全然いい。サウンドがぐっとタイト。尺八が印象的ですね。

Dave Stewart のスライドギターがまたカッコいいんだ。途中でリゾネイターギターからエレキに持ち替えてますけど、どちらのスライドもカッコいい。彼はギタリストというより、プロデューサやアレンジャーとしての方が評価されているようですが、ギターもうまい。

Eurythmics はサウンドがかなり凝っているのでライブ向きではないと思うのですが、でもライブバンドなんだというところが驚きです。

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