忙しかったとはいうものの、なぜか映画だけは行く櫻庭なのです。12 月から 1 月にかけて、6 本の映画を見てしまいました。
- 父親たちの星条旗
- 硫黄島からの手紙
- シャーロットの奇蹟
- エラゴン
- 人生は、奇蹟の詩
- 敬愛なるベートーヴェン
それぞれおもしろかったです。あまりはずれはなかったし。
印象に残るのは硫黄島 2 部作。アメリカと日本のどちらにも偏るでなく、両方とも同じように描くということはすごいことです。
シャーロットの奇蹟は原題の Sharlot's Web の方がいいなぁ。Web というと、HTTP で構成される Web をイメージしてしまいますが、こちらの Web は元々の意味の方。
はじめは子供のファーンの主観、次に豚のウィルバーの主観がメインになって、最後はクモのシャーロットの主観になるという変った構成。しかし、最後に男の子と遊びにいってしまうファーンを見て、「豚はもういいのか?」とちょっとだけ思います。まぁ、これによって表していることも分かるんだけど、直接的だなぁ。
シャーロットの声のジュリアロバーツは声で魅せてましたね。シャーロットの CG は顔の表情とかがちょっとやりすぎ。
エラゴンはあんなもんでしょう。次もあるようだし。ちょっと違和感があったのが、敵の魔法使いであるダーザ。魔法使いって、どうしても参謀的な役割が多いので、自分から軍を率いるというのはなんかなぁ。
人生は、奇蹟の詩は私の大好きなコメディアンのロベルト ベニーニの作品。彼に出会ったのは、ジム ジャームッシュのダウン バイ ロー。ジム ジャームッシュの映画には欠かせない俳優です。もう 1 人、ジム ジャームッシュに欠かせない人といえば Tom Waits。人生は、奇蹟の詩の中でも唄っています。櫻庭にとっては、もうこれだけで、この映画を見た価値があるというものです ^^;;
結末への伏線がちょっと見え見えなのですが、まぁご愛敬でしょう。
敬愛なるベートーヴェンは第 9 交響曲にまつわるベートーヴェンと写譜師のはなし。実際には写譜師がだれだか分かっていないらしいのですが、映画ではそれを女性として描いています。それにしてもベートーヴェン役のエド ハリスはそっくりです。
第 9 交響曲以降の大フーガのくだりがあるのがいいですね。現代音楽やフリージャズはここからはじまったのかも ^^;;
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