2013/02/08

いろいろプレゼンしてきました

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JavaOne の後、JavaOne 報告会などのイベントで話をしてきたのですが、忙しさにかまけて喋っただけの状態になってました。いちおう、Slideshare に資料をあげるまではしてあったのですが....

みな、Java SE 8 (含む Project Lambda) と JavaFX の話なので、資料はかなり重複しています。

11/09 JJUG JavaOne 報告会

JavaOne 報告会では Java SE と JavaFX のアップデートについて。

Java SE のアップデートは Java SE 8, Java SE 9, JavaVM, Java SE Embedded の 4 つのトピックについて喋っています。でも、メインはやはり Java SE 8 です。

Java SE 9 については、今回の JavaOne で発表された Project Sumatra について。Sumatra は Java で GPGPU を使うためのプロジェクトです。

現在の状況としては OpenJDK にプロジェクトはできて、イニシャルなソースもコミットされているのですが、当初使うと行っていた OpenCL にかんする部分はまだなし。ほんとにまだできたてという感じですね。

JavaVM はセッションの紹介だけ、そして最後の Java SE Embedded は Compact Profile と、Rasberry Pi の話です。

ところで、私のセッションではいつも何かしらの BGM や効果音を使用しているのですが、どういう曲を使っているのか教えてくれというリクエストがあったので、書いておきます。

  • オープニング: The Beatles "Revolution #1"
  • Java SE 8: The Beatles "Eight Days a Week"
  • Java SE Embedded: Jigsaw "Sky High"
  • エンディング: Michael Hedges "Java Man"

だいたい曲を選ぶのは語呂合わせが多いのです。オープニングの Revolution は、2011 年の JavaOne で Java は Revolution と Evolution が交互に出ているというところから。いちおう、Java SE 8 は Revolution なんですよねww

Java SE 8 の機能紹介で使ったのは単にタイトルに 8 が入っているというだけで、Eight Days a Week です。まぁ、そんなものです。

Java SE Embedded では Compact Profile のベースとなっている Jigsaw から。Jigsaw といえば Sky High ですよね。といっても、こっちの Jigsaw はバンドの名前です。

エンディングの Java Man は、もうそのまま Java Man です。Michael Hedges は大好きなギタリストなので、勝手に Java Man を Java のテーマソングのように使ってます ^ ^;; もちろん、こちらの Java はジャワ島の Java です。

 

さて、次は JavaFX は次の日の JJUG CCC とほとんど同じなので、そちらで紹介します。

もう 1 つ、ちょっと長めの LT で JavaOne に参加するには的な話をしました。でも、資料だけだとぜんぜん意味が分からないと思うので、資料はアップしていません。

もしリクエストがあれば、もうちょっと情報を盛り込んで、公開しようと思います。

 

当日は GREE さんに大きな会場をお借りしたのですが、ちょっと入りが悪かったのが残念なところでした。やはり金曜の午後といいうと参加しにくいですよね。

とはいうものの、ナイトセミナーの 2 時間というのだと時間が足りない。次回はもうちょっと考えて企画したいと思います。

11/10 JJUG CCC 2012 Fall

翌日の土曜日は JJUG CCC

「JavaFX 8.0って何だ!!- JavaFX 最新情報 -」と題して話をする予定だったのですが....

このセッションは Call for Papers で応募したセッションなのですが、応募した時には JavaOne 2013 で JavaFX 8 の話がいっぱい出てくるだろうと思ってこのタイトルにしたわけです。

ところが、JavaOne に行ってみたら、JavaFX 8 の話はほとんどなし ><

話をするはずの櫻庭が JavaFX 8 って何だと聞きたいという状況になってしまっていたのでした。しかたないので、現行バージョンの JavaFX 2.2 の話を中心にして、最後にちょっとだけ JavaFX 8 の話をするという構成にしました。

さて、このプレゼンで使用したのは...

  • オープニング: Otis Redding "(Sittin' on) The Dock of The Bay"
  • JavaFX 2 からの進捗: Ryan Adams "Two"
  • JavaFX 8: Alanis Morissette "Eight Easy Steps"
  • エンディング: Peter, Paul & Mary "San Francisco Bay Blues", Scott McKenzie "San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in Your Hair), Eric Burdon "San Francisco Nights"

スライドの写真や BGM にサンフランシスコがいっぱい出てくるのは、JavaFX のコードネームがサンフランシスコの地区や通りの名前になっているからです。

JavaFX 2 が Presidio で、JavaFX 8 が Lombard というコードネームです。Presidio はゴールデンゲートブリッジの根元の部分の地区の名前、Lombard は通りの名前でくねくねした坂道が観光名所にもなっています (資料の 3 ページが Presisio で最後のページが Lombard です)。

ちなみにオープニングの The Dock of The Bay はタイトルにはサンフランシスコは入っていないものの、歌の場面は San Francisco なのでした。

JavaFX 2 が Two で JavaFX 8 が Eight Easy Steps なのは、単に語呂合わせです ^ ^;;

11/17 札幌 Java カンファレンス

CCC の次の週は札幌 Java カンファレンスへ。

札幌 Java カンファレンスでは「Lambda への道」と「What's up JavaFX!」と題してプレゼンを行ないました。

Lambda への道は、JJUG の JavaOne 報告会の Project Lambda の部分を増補改訂したものです。

JavaOne 報告会の時は、Project Lambda の背景についてぜんぜん話をしなかったのですが、ここは非常に重要だと思っているので、Lambda への道ではそこを説明するようにしています。

後は Stream のあたりを追加しています。

さて、ここで使用した曲は...

  • オープニング: Joni Mitchell "The Circle Game"
  • Lambda の文法: Edie Brickell & New Bohemians "The Wheel"
  • API: Daniel Powter "Free Loop"
  • エンディング: Aerosmith "Full Circle"

すぐみて分かると思いますが、すべて円とか輪などに関連した曲です。もちろん、ループにかけてあるわけです。

もう 1 つの What's up JavaFX! はやはり JavaOne 報告会の資料を使い回し。でも、それが失敗でした。

JavaOne 報告会の資料では、JavaFX の基本についての部分は少しで、後は JavaFX 2.2 の新機能を紹介するという形になっています。

しかし、JavaFX をよく分かっていない人が聞いたら、JavaFX 2.2 の新機能の部分だけを聞いてもきょとんとしてしまうわけです。ひさびさに大失敗してしまったプレゼンでした。ほんと聴講されていたみなさま、ごめんなさい。

これというのも、誰に聞いてもらうかというターゲットをしっかり決めておかなかったせいだと思っています。

東京の JavaOne 報告会は平日の昼間に開催して、それに参加される方というのは、モチベーションも高く、よく分かっている方たちだと思います。

しかし、札幌では週末開催ということもありますし、初心者の方も多かったのではないかと思うわけです。そういう参加者の違いを無視して、同じ資料で話をすることは、やはり無理があったのだと思います。ほんと、ごめんなさい。

11/30 第 8 回 JavaFX 勉強会

11 月の最後は 第 8 回 JavaFX 勉強会。わざわざこんな忙しい時にやらなくてもいいのですが、会場がたまたまあいていたので、ちょっと早い忘年会も合わせて開催したわけです。

この時は Catch Up JavaFX 2.2 & Scene Builder 1.1 と題してプレゼンをしました。

JavaFX 勉強会に参加されている方たちは、ある程度知っている方が多いので、JavaFX の基礎の部分は少なめで、それよりは JavaFX 2.2 の機能を紹介する方に時間を割きました。

Scene Builder 1.1 は CSS Analyzer を中心に説明しましたが、まぁおまけみたいなものです。

使っている曲は JavaOne 報告会の時と同じです。

12/01 関西 Java エンジニアの会スペシャル! JavaOne 2012 San Francisco 報告会

JavaFX 勉強会の次の日は、大阪へ。関ジャバの JavaOne 報告会です。

Togetter: 関西Javaエンジニアの会スペシャル! JavaOne 2012

関ジャバでは Lambda への道と、Introducing JavaFX 2 の 2 本立て。Lambda への道は北海道と同じものです。JavaFX の方は初心者向けにして JavaFX 2 の紹介と、JavaOne での話題という形にしました。

このプレゼンも使っている曲は同じです。

懇親会の後、流れ解散になってしまったのですが、irof さんたちが Lambda のセッションに触発されてコードを書きにいっていたらしいです。こういうのを聞くと、ほんとプレゼンやっていてよかったなぁと思いますね。

1/19 オープンセミナー広島 2013

年が変わって最初のプレゼンはオープンセミナー広島 (OSH)でした。

90 分枠で、What's New about Java SE 8 というタイトルでの発表でした。

半分ぐらいを Project Lambda、1/4 を JavaFX、残りの 1/4 を Nashorn や Date & Time API などについて話をしました。

とはいっても、Lambda への道と Introducing JavaFX 2 とかなりの部分がダブってます。

さて、使っている曲です。資料の使い回しをしていることから分かるとは思いますが、あまり代わりばえないです。

  • オープニング: The Beatles "Eight Days a Week"
  • イテレータ: Edie Brickell & New Bohemians "The Wheel"
  • Lambda API: Daniel Powter "Free Loop"
  • Lambda まとめ: Aerosmith "Full Circle"
  • Java SE Embedded: Jigsaw "Sky High"
  • エンディング: Michael Hedges "Java Man"

OSH は Java だけでなく、PHP や VisualStdio などいろいろ。それもあって、会場は立ち見も出るほどで、かなり盛況でした。

1/26 JavaOne 2012 San Francisco 報告会 in 富山

広島の翌週は富山へ。

まさに吹雪のど真ん中でした。25 日に富山入りしようとしていたのですが、飛行機の富山便はのきなみ欠航。私が乗ろうとしていた 18:20 の便も結局欠航。幸いにも小松便は飛んでいたので、小松便の最終便に振り替えてもらって、そこから電車で富山へ。富山に到着したのは 26 日になってからでした。

さて、JavaOne 報告会での櫻庭の担当分は JavaOne のフォトセッションと Java SE (含む JavaFX) でした。とはいうものの、もう JavaOne が開催されてからかなりたつので JavaOne のトピックというよりは Java SE 8 について。

資料は広島のものを 60 分用に再構成したものです。

残念ながら参加者が少なかったのですが、その分、脱線ありでなかなかおもしろかったです。特に太一と Lambda について議論できたのはよかったです。最終的な結論は invokeDynamic は使うのはむちゃくちゃ難しいけど、とても強力ということ。

結局、大幅に時間を超過して、午前中は私のプレゼンだけになってしまいました ^ ^;;

1/31 JJUG & html5j.org ナイトセミナ Java ♡ HTML5 Night

先月末は JJUG と html5j.org の共催で Java ♡ HTML5 Night。このセミナは人気があって、Oracle 青山のセミナールームを 4 部屋ぶち抜き。ただ、歩留まりはちょっと低かったかも。

私は HTML 5 in JavaFX と題して、JavaFX に組み込みのブラウザについてショートプレゼン。

最近、プレゼンの資料環境は Java SE 8 に移行しているので、使用している JavaFX も JavaFX 8 に移行しています。

JavaFX 2.x の HTML 5 対応はかなりイマイチだったのですが、JavaFX 8 になってずいぶん改善されました。これは予想していなかったので、かなりビックリでした。

JavaFX 2.x の WebView だと見られなかった Web ページが、JavaFX 8 だと見られるというのが多くありました。プレゼンの中で HTML 5 Test を実行してみたのですが、スコアが 348。

Chrome にはまったく太刀打ちできませんが、IE10 のスコアよりも高く、Firefox 18 よりは低いぐらい。なかなか健闘していると思いませんか。

というわけで、プレゼンの記録でした。

プレゼンのソースを公開しました

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資料ではなくてソースです。

みなさん、ご存じの通り、櫻庭はいつも JavaFX でプレゼン資料を作成しています。そして、そのためのフレームワークもあります。しかし、普通の人にはちょっと使いづらいのは分かっていたので、今のフレームワークの上にもう 1 段レイヤーを作って簡単に使えるようにできたら公開しようと思っていました。

でも、いつまでたってもモチベーションがあがらず、そのせいでなかなか時間もとれずじまいで、放置していたわけです。自分でもプレゼンフレームワークはプレゼンの時しかつかわず、そういう時はだいたい切羽詰まっているので、フレームワークの改良まで手が回らないという状況でした。

しかし、このままだと、永遠に公開しなくなってしまいそうだったので、広島で使ったコンテンツも一緒にして、そのまま公開してしまうことにしてしまいました。

GitHub: whatsnewaboutjavase8

NetBeans のプロジェクトなので、クローンして、NB の「デフォルトの JavaFX プラットフォーム」を設定し直せば、動くはずです。

起動したら画面をクリックしていけば、進みます。

コンテンツは Illustrator で作成し、SVG に変換します。そして、JavaFX ではその SVG を読み込んで表示しています。

基本的な動き方は JavaFX in the BoxJavaFX でプレゼンツールに書いたものと同じです。もうちょっと詳しいことは JavaFX in the Box の方に書こうと思っています。