2010/04/30

Good Morning Cafe で朝ごはん

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Good Morning Burger Plate, Good Morning Cafe, Sendagaya

サンフランシスコを歩いていると、いろんなところに Breakfast の文字が並んでいます。つまり、朝食の時間帯から空いているレストランがいっぱいあるということ。

ところが、日本には朝食を出してくれるレストランが少ないんですよね。あったとしても、9 時開店とか。

スターバックスや Krespy Kreme (クリスピークリーム) が朝早くからやっているんですけど、スタバでご飯は食べないし、ましてや Krespy Kreme では甘いドーナツしかないし...

まぁ、それでも朝ごはんを食べた後に Krespy Kreme にいくことも結構あるんですけどね ^ ^;;

というわけで朝からちゃんとごはんが食べられるところを探していたわけです。

そうしたら、できました。

今月オープンした千駄ヶ谷にある Good Morning Cafe です。

店名からして、朝食に的を絞っていることがよく分ります。夜もやっているけど。なんと、開店は 6 時。

というわけで、さっそくいってみました。

店の間口は狭いんですけど、奥は広い。テラス席もあります。今の季節はテラスが気持ちいいですね。

朝メニューの一押しはグッドモーニング 3 ドリンクスという、アサイーなどの 12 種類のドリンクから 3 つチョイスするドリンク。それとグッドモーニングバーガープレート。

ということで、今日は朝からハンバーガー。

ここは石窯があって、バンズも石窯で焼いているようです。だから、かなり色が濃いですけど、その分香ばしい。

パテはつなぎがないタイプで、かなりしっかりしてます。

うん、なかなかおいしい。

コーヒはおかわり自由な店によくあるように、ちょっと残念な感じ。まぁ、しかたないかな。

これから、ちょくちょくよろうかな。

Good Morning Cafe, Sendagaya Good Morning Cafe, Sendagaya
Good Morning Cafe, Sendagaya Good Morning Cafe, Sendagaya
Good Morning Burger Plate, Good Morning Cafe, Sendagaya Good Morning Burger Plate, Good Morning Cafe, Sendagaya
Good Morning Burger Plate, Good Morning Cafe, Sendagaya

Good Morning Cafe 渋谷区千駄ヶ谷 1-20-3

今日の一枚

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Eurythmics "Be Yourself Tonight" (1985)

そうか、もう 25 年も経っているんだ。それにしても、今聞いても Eurythmics カッコいいですね。

このアルバムは彼らが最高にのっていた時ですね。Annie Lennox の声は艶があるし、Dave Stewart のギターもアレンジも冴えてる。

これより以前のアルバムはエレクトリックなサウンドが中心でしたけど、このアルバムはぐっとソウルっぽくなってます。Annie Lennox はソウルあいますよ。ほんと。

だから、Aretha Franklin にも全然負けてません。

1 曲目の Would I Like to You? はブラスがいいですね。ブラスが入るとぐっとソウルっぽくなります。リフがやっぱりカッコいいんだな。リフをブラスとギターでユニゾンするのがカッコいい。もちろん、Annie のパワフルなボーカルがないと成立しないわけですが。

2 曲目の There Must Be an Angel (Palying with My Heart) も大好きな曲。この曲はしっとりと。こういうボーカル中心の曲も Eurythmics はいいんですよ。Stevie Wonder のハーモニカがこれまたいいんだよなぁ。

普通、ブルースやソウルのハーモニカはブルースハープですけど、Stevie はクロマチック。ブルースハープがしゃがれた音なのに、クロマチックは澄んだ音。この澄んだ音がこの曲にはとてもよく合います。

サウンドがからっと乾いているんですね。

It's All Right (Baby's Comming Back) も好きだなぁ。この曲もブラスがバック。途中に XXX とリピートするところがあるんですけど、これが何ていっているか以前はよくわかんなかったんです。ダービーなのかガウディなのか? どちらにしても、意味がわかんないんですけどね。

おまけで Conditioned Soul のライブが入っているのですが、スタジオの録音よりもライブの方が全然いい。サウンドがぐっとタイト。尺八が印象的ですね。

Dave Stewart のスライドギターがまたカッコいいんだ。途中でリゾネイターギターからエレキに持ち替えてますけど、どちらのスライドもカッコいい。彼はギタリストというより、プロデューサやアレンジャーとしての方が評価されているようですが、ギターもうまい。

Eurythmics はサウンドがかなり凝っているのでライブ向きではないと思うのですが、でもライブバンドなんだというところが驚きです。

2010/04/27

今月のガレット

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Galette Carré Blanc, Pierre Hermé Paris, Aoyama

東京スイーツ系の Pierre Hermé Paris では、今月から 11 月まで、月替わりでガレットデロワを発売するらしいです。

スタンプカードもあって、8 個スタンプを押してもらうと、スペシャルフェーブがもらえて、かつシークレットパーティに抽選で招待されるそうです。このスタンプは 8 種類を食べなくても、同じものを 8 個でもいいらしいですけど。

で、今月のガレットは Gallette Carré Blanc (ガレット キャレ ブラン)。

洋ナシとクランベリーのガレットです。洋ナシの甘みとクランベリーの酸味がマッチしていておいしい。こういう甘みと酸味のペアというのはいいですね。王道だ。

さて、来月はイスパハンのガレットなので、買わねば。

Galette Carré Blanc, Pierre Hermé Paris, Aoyama Galette Carré Blanc, Pierre Hermé Paris, Aoyama
Galette Carré Blanc, Pierre Hermé Paris, Aoyama

今日の一枚

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Pearl Jam "Backspacer" (2009)

いつもの Pearl Jam と、Eddie Vedder のソロアルバムの Into the Wild の両方のサウンドを入れちゃいました的なアルバム。

Pearl Jam の曲の中に、急にアコギのアルペジオの曲が入ってきたりするとビックリしますね。個人的には Into the Wild の路線は好きなのですが、Pearl Jam のアルバムにふさわしいのだろうか? 個人的には分けた方がいいような気もします。

やっぱり、Pearl Jam にはロックをやってもらいたいんですよね。

でも、最近 Eddie Vedder は Jack Johnson のライブにもゲストで出ているし、音楽性が変わってきたのかなぁ。

それにしても、Pearl Jam のサウンドの方はやけに明るい。楽しげにやってますけど、その分メッセージ性は低くなってしまったかも。

とかいっても、結局はアコギの曲の The End が好きだったりします。最後のブチって切れるのには、一瞬 CD の傷かと思ってビックリしましたけど。

2010/04/25

新宿伊勢丹 フランス展

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Quiche Lorraine, L'Ecluse, 新宿伊勢丹 "フランス展"

毎年 2 回フランス展があるわけですが、今回はまあまあかな。

例年、レストランの出店があるのですが、今年はなし。L'Ecluse (レクルーズ) が入っていたのですが、キッシュだけ。L'Ecluse ってミシュラン 1 星なのに、キッシュだけなんてもったいない。

しかも、飲み物とセットのメニューしかない。キッシュ 1 つじゃ、おやつにしかならないので、複数個頼んで飲み物は 1 つということができない。

でも、いまから思うと、キッシュの個数が全然足らなかったのかもしれませんね。

で、ベーシックなキッシュロレーヌ。

かなり薄いです。こんな薄いキッシュははじめて見ました。でも、おいしいからいいや。

後、食べられるところでは、Hediard (エディアール) がガレットを出してました。去年は Henri Le Roux のキャラメルソースを使っていたはずですが、今年は単独。

前回食べた時にもこれはダメだと思ったのですが、やっぱりダメでした。ふにゃふにゃのガレット。

やっぱり、端っこはカリッと焼けていて、真ん中がしっとりというのがいいですね。

ガレットを出す店は増えてきたけど、なかなかおいしいガレットには出会えません。もちろん、表参道と神楽坂にある Cafe-Creperie Le Bretagne は別ですが。

オニオンスープ, Hediard, 新宿伊勢丹 "フランス展" ジャンボン チーズガレット, Hediard, 新宿伊勢丹 "フランス展"

その他、購入したのはフランス野菜とマカロン。マカロンといっても、巷にあふれているマカロン パリジャンではありません。

ナンシーとかサンテミリオンのマカロンのように、何も挟まない Macarons de Boulay のマカロン。

外側はザックザックですが、中はほろほろ。アーモンドの味が広がります。

実をいうと、Macarons de Boulay のマカロンは去年のフランス展でもあったのですが、あっという間に売り切れてしまって、買えなかったんです。だから、今年はリベンジ。

マカロンを入れている缶がカワイイ。でも、今年も早々に売り切れてしまったようですね。

Macaron de Boulay, 新宿伊勢丹 "フランス展"
Macaron de Boulay, 新宿伊勢丹 "フランス展" Macaron de Boulay, 新宿伊勢丹 "フランス展"
Macaron de Boulay, 新宿伊勢丹 "フランス展"

Franck Fresson × Aigre Douce

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Franck Fresson et Aigre Douce, 新宿伊勢丹 "フランス展"

今回のフランス展の目玉はやっぱり Franck Fresson (フランクフレッソン)。今回は Aigre Douce (エーグルドゥース) とのコラボです。

残念ながら、Fresson 氏はアイスランドの火山噴火の影響で来日できなくなってしまったようです。

イートインもあるので、もちろん食べてきました。

左側のイチゴのグラスは食べるんじゃなくて、飲むんです。これは Franck Fresson の作品。イチゴの酸味が来た後に、カスタードの甘みが口の中に流れ込んできます。上にのっているサブレもサクサクでおいしい。でも、もうちょっと量が多いといいなぁ。

真ん中は Aigree Douce の作品。一番下にクランチがあって、その上にチョコのムース、そしてアイスクリーム。一番下のクランチがいいですねぇ。これだけでずいぶん食感が違います。

一番右側はロレーヌ地方の桃のミラベルのコンポート。これもおいしかった。

Franck Fresson et Aigre Douce, 新宿伊勢丹 "フランス展" Franck Fresson et Aigre Douce, 新宿伊勢丹 "フランス展"
Franck Fresson et Aigre Douce, 新宿伊勢丹 "フランス展" Franck Fresson et Aigre Douce, 新宿伊勢丹 "フランス展"

後は、お持ち帰りでケーク 2 種とマカロン。

ケークはレッドベリーのクラフティと、バニラ風味のチョコのケーク。マカロンは店頭に並んでいた 9 種類全部買ってみました。

Franck Fresson のマカロンはかなりサクサクで、すぐに割れてしまうので写真を撮るのもかなり気を使います。もしかしたら、これは空輸しているせいなのかもしれませんね。

レッドベリー風味のクラフティー, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展"
Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展" レッドベリー風味のクラフティー, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展"
ヴァニラ風味のショコラケーク, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展"
レッドベリー風味のクラフティー, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展" ヴァニラ風味のショコラケーク, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展"
Macarons, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展"
Macarons, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展" Macarons, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展"
Macarons, Franck Fresson, 新宿伊勢丹 "フランス展"

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Andy McKee "Art of Motion" (2005)

YouTube で大評判なんてことは全然知らずに、このCDを買ったわけです。でも、よかった。

アコギのソロ。Andy McKee が影響を受けた人として Michael Hedges や Tommy Emmanuel、Don Ross など私の好きなアーティストが並んでいるので、私の好みじゃないわけがないですね。

メロディアスな旋律とバラエティに富むバッキング。とても暖かみのあるサウンドです。

タイトルナンバーの Art of Motion は Michael Hedges を彷彿させるような曲。曲の最後がプツッと急に終わるのが印象的。

When She Cries や For My Father のようなふわっとした曲も好き。

力を抜いて、ゆったりとした気分で聞きたいですね。

2010/04/24

JavaFX 1.3 リリース!!

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とうとうリリースされました、JavaFX 1.3。

1.3 の新機能に関しては はてなの blog に書いたので、そちらをごらんください。

それにしても、日本での JavaFX の人気のなさは何なんでしょう? 今回のリリースもメディアにはまったく取り上げられていないし...

目を世界に向けるとずいぶん取り上げられ方が違いうことに気がつきます。

TIOBE Software の言語ランキングで Java が C に抜かされたのが話題になりましたけど、そのランキングでは JavaFX は 22 位。かなりいい位置ですよね。書籍もいっぱいあります。

もうちょっと、日本でも盛り上がらないかなぁ。ダメかなぁ。

 

(追記) 4/27 にマイコミで JavaFX 1.3 の記事が出ました。でも、遅すぎじゃないですか? > 後藤さん

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Jeff Lang "Engines Moan: Live in Melbourne" (2009)

はじめて Jeff Lang を聞いた時、「なんだこいつは」と思いましたね。オーストラリアから、時々こういうぶったまげたアーティストが出てくるんです。John Butler とか。

John Butler もそうですけど、Jeff Lang もスライド。というか、John Butler は Jeff Lang に影響されているので、Jeff Lang の方が先なんですが。

歌いながらスライド弾きまくり。そして、トリオ。よくこんなのやるなぁ、ほんとに。

このアルバムはライブアルバム 結構小さい箱なのかな? 響きがそんな感じ。

ほんとに 1 曲目の Here She Comes Again から弾きまくり。なんといっても、イントロがカッコいい。そして、リフ。やっぱりカッコいい曲はリフが決まっていないと。

スライド弾きまくってますけど、だからといって歌がないがしろにされているわけではなく、バランスをとっています。個人的にはもっとスライド弾きまくってもいいぐらいだと思うんだけど、おさえているのかもしれません。

ところで、途中から入ってくるエレキは誰が弾いているんだろう? 録音したもの?

Big Feeling はストローク主体のフォークっぽい曲。3 曲目の 'Till They Cut Me Down はテープ逆回しではじまる曲。でも、その後のアコギが渋い。

4 曲目は Robert Johnson ですよ。If I Had Possesion over Judgement Day。リフのスピード感は尋常じゃないですよ。このライブの前半の聞き所ですね。これはすごい。圧巻です。

そして、スライド弾きまくりの My Mother Always Talked to Me。スライドとボーカルのユニゾンがカッコいい。そして、ソロがまたすごい。どうやって弾いているんだろう。とりあえず、すごいです。

2010/04/22

丸山先生レクチャーシリーズ 2010 at 楽天

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1 年ぶりに丸レクへ。ほんとにここ 2, 3 年、ぜんぜん外に出てません。

久しぶりに丸レクにいこうと思ったのは、JSR 166y やクロージャの話などをすると事前に丸山先生に聞いたためです。首藤先生もお話されるし。

やっぱり、いってみてよかった。人に会って、話をすることが重要だね。

丸山先生の話は珍しく Java のプログラミングの話。JSR 166y やクロージャなので、当然そうなります。クロージャのコード例が GBBA だったのはご愛嬌。現在は Project Lambda になってます。

こういう話こそもっと若い人に聞いてもらいたいなぁ。これから並列プログラミングの技術はプログラマにとって必須だと思います。

首藤先生は key-value ストアのまとめ的な話。NoSQL も触れていました。最後に、DHT と key-value ストアのいいとこどりの研究のお話。JXTA 世代の櫻庭には key-value ストアより DHT の方がなじみがあるのです。

GREE の藤本さんは Flare の話。あまり技術的なところではなく、Flare にいたった過程が中心。

ところで、藤本さんは Prezi を使った資料なんだけど、如何せんフォントがダメダメ。こういうところまで、ちゃんとこだわりを持ってほしいなぁ。

古橋さんは kumofs の話。最後の吉岡さんは楽天のシステムに関して。櫻庭はクライアントばっかりの人間なので、こういう話は新鮮です。

ところで、今日の会場は楽天。楽天の取りまとめをされていた仲宗根さんとは JavaOne の時にお会いしていたのですが、物覚えの悪い櫻庭はすっかり忘れておりました。すいません > 仲宗根さん

そして、当然のごとく懇親会へ。

以前は丸レクの懇親会といったらいつも 20~30 人ぐらいいたんですけど、今回は 10 人。ちょっとさびしい。

一番おもしろい話は懇親会で出るんですけどね。

炙炉房 田久井, 品川シーサイド 炙炉房 田久井, 品川シーサイド
炙炉房 田久井, 品川シーサイド 炙炉房 田久井, 品川シーサイド
炙炉房 田久井, 品川シーサイド 炙炉房 田久井, 品川シーサイド
炙炉房 田久井, 品川シーサイド 炙炉房 田久井, 品川シーサイド
炙炉房 田久井, 品川シーサイド 炙炉房 田久井, 品川シーサイド
炙炉房 田久井, 品川シーサイド 炙炉房 田久井, 品川シーサイド
炙炉房 田久井, 品川シーサイド 炙炉房 田久井, 品川シーサイド

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Tim Easton "Porcupine" (2009)

知る人は知る、知らない人はまったく知らない、Tim Easton。前作はいまいちだったけど、これは会心の作。

こういうど真ん中のストレートでアコスティックなロックは大好き。John Mellemcamp とかが好きな人だったら、絶対はまるはず。

捨て曲なし。すべてよし。

だいたい櫻庭がはまるのは同じパターンなのですが、1 曲目でガツンと来るアルバムが大好きなんです。その点、このアルバムの 1 曲目の Burgundy Red もガツンと来ます。すごいパワフルなロック。もうこれ聞いただけで、やられましたね。

アルバムタイル曲の Porcupine はまさに John Mellmcamp が奏っていそうな曲。ドコドコドコドコとリズムを刻むドラムの上に、あまり出しゃばりすぎないエレキがかぶさって、一見地味なような気もするのですが、すごいタイト。

Get What I Got もブルースの香りがぷんぷんする Northbound もいいなぁ。でも、あえて 1 曲といわれれば、Long Cold Night in Bed かな。

2010/04/16

Carole King & James Taylor

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今日は Carole King と James Taylor のライブに行ってきました。場所は武道館。

Carole King は 68 才、James Taylor は 62 才。高校生の頃から聞いていた私も、年をとるわけです。

それこそ、Carole King の Tapestry (つづれ織り) も、James Taylor の Mud Slide Slim and the Blue Horizon もすり切れるほど聞きましたよ。

ライブは 2 部構成。というと、前半に James Taylor、後半 Carole King とかで、最後の最後に一緒にやるぐらいだと思ってました。

ところが、ところが、はじめから 2 人が一緒に手をつないで出てくるではありませんか。

そして、Carole King はピアノ、James Taylor はギターを手に取ります。で、一緒にやり始めたのです。これはすごいかもしれない。

1 曲目は Carole King の So Far Away。もう、この時点で涙ウルウルですよ。ほんとこの曲、いい曲なんです。

James Taylor はバックに徹しているのですが、そのギターワークはやっぱりすばらしい。彼のギターは基本的にアルペジオベースで、ハンマリングなどおかずの多いスタイル。いいいですよね。

後はベース。すごい髭がながい人.... ってこの人 Leland Sklar じゃないですか。

その後、出てきたのが、ギターの Danny Kootch とドラムの Russell Kunkel。これはすごい。Tapestry の時のままですよ。

次の曲からは James Taylor の持ち歌と Carole King の持ち歌を交互に。

James Taylor は代表曲をずらりと並べた感じ。Carole King はやっぱり Tapestry の曲が多かったですね。

1 部の最後は Natural Woman。この歌もいい曲だ世なぁ。ほんと Carole King のバラードはすばらしい。

James Taylor の Fire and Rain とか、Something in the Way She Moves、Cantory Road、Sweet Baby James などなど。Carole King の Way Over Yonder とか Will You Love Me Tomorrow? などなど。Will You Love Me Tomorrow? は James Taylor とのデュエットでした。

そして、アンコール前の最後の曲はやっぱり You've Got a Friend。

この曲は James Taylor の最大のヒット曲。でも、ここは作曲者の Carole King の顔を立てて、彼女のバージョンでいくかなぁと思ったら、James Taylor のバージョンでした。

アンコールの最後は Locomotion。確かに Carole King の曲で、よくコンサートのアンコールでやっているのは知っているけど、やっぱりこの曲が最後というのはなぁ...

個人的には、ここはバラードでしめてもらいたかったです。

まぁ、それはそれとして、ほんと楽しめました。まわりの観客もあきらかに私より年上の人ばかり、スタンディングすることもほとんどなく、落ち着いた雰囲気でした。

ところで、武道館って昔より音がよくなったような気が。以前は、反響がすごくて後ろから遅れてエコーが聞こえるぐらいでしたけど、今回はそれを感じませんでした。吸音材とかいろいろ仕込んでいるのか、それとも反響をシミュレートして反響が出ないようなセッティングにしてあるのか... 音がよくなるのは大歓迎なんで、いいんですけどね。

今日の一枚

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Carole King "The Living Room Tour" (2005)

残念ながら、Tapestry も Mud Slide Slim and the Blue Horizon も以前取りあげているので、何を選ぶのかが難しいわけです。

せっかくなので、ライブ盤。

とっていも、Carole King のCarnegie Hall Concert も、James Taylor の One Man Band は既出。と、これを書くために Amazon で調べいたら、なんとこの Carole King と James Taylor のライブアルバムが発売されるではないですか。さっそく予約しなくちゃ。

しかたないので、すでにあるライブ盤から Carole King の The Living Room Tour か James Taylor の Live にしようと思ったわけです。で、The Living Room Tour です。

Carole King のリビングルームという設定のライブです。なので、1 曲目は Welcome to My Living Room。Carole King もゆったりくつろいだ感じで弾き、歌っています。

サウンドの要はやっぱり Carole King のピアノ。Carole King のピアノは決して技巧的じゃないと思うんですよね。そういう意味では Alicia Keys とか Vanessa Carlton の方がうまいかもしれません。でも、いんです。ちょっときくとすぐに Carole King だということが分るぐらい、彼女のピアノは特徴的。

特に思うのが、音の選び方は独特だということ。そうくるか、って感じですね。

このライブは自分のライブということもあるので、今日のライブよりは幅広い選曲。今日はちょっと Tapestry にかたよってましたから。でも、やっぱり Tapestry の曲が好き。

1 枚目のハイライトは最後の初期の King & Goffin のメドレー。個人的にはこの頃の曲は Carole King にしてはちょっとポップする気がして、それほどすけではないです。

でも、やっぱりここからはじめるわけです。

それにしても初めての曲がおむつのコマーシャルソングだとは知りませんでした。4 曲目の I'm into Something Good は Herman's Hermits のヒット曲ですけど、Carole King の曲だとは知りませんでした。

メドレーの最後は The Shirelles の Will You Still Love Me Tomorrow? この曲は大合唱。この曲はとてもシンプルなんですけど、パワーがあります。

2 枚目は怒濤の名曲ラッシュ。It's Too Late に So Far Away、Chains、Being at War with Each Other、I Feel the Earth Move、(You Make Me Feel Like a) Natural Woman とくるわけですよ。

そして、You've Got a Friend。ここではもちろん、Carole King バージョンです。たぶん、これが最後の曲でしょう。そして、たぶんアンコールが Locomotion。

この流れは今日のライブでも同じ感じ。やっぱり盛り上がりますね。

ちなみに、Where You Lead I Will Follow でデュエットしている Louise Goffin は Carole King の娘です。

2010/04/04

花咲く頃

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Kobushi Magnolia

今年は温かかったり、急に寒くなったりで、不穏な天候ですが、それでも花は咲きます。そうすると、カメラマンのサガで撮りに行きたくなっちゃうんですよね。

桜より一足早く咲くのが、モクレンやコブシ。上の写真がコブシ。この写真を撮ったのが、3/21。まだソメイヨシノは蕾でした。

Kobushi Magnolia
コブシ
Spring Star
ハナニラ
Muscari
ムスカリ
Buds
ソメイヨシノはまだ蕾
Narcissus
Linaria
リナリア
Linaria
こちらもリナリア
Rapeseed
菜の花
Rapeseed
Narcissus
スイセン
Pansy
パンジー
Pansy Mimosa
ミモザ
Mimosa

2 週間後、ソメイヨシノが満開。今年は咲きはじめから満開になるまでが長かったですね。

Cherry Road
Cherry Pink
Backlight Cherry and Bird
鳥が花をついばんでます

代々木公園はすごいことになってました。

Enkai
Bubbles
シャボン玉おじさんの撮影をしてました。どこの TV 局だったんだろう
Bubble
Cherry Blossom Cherry Blossom
Cherry Blossom Contrast
Cherry Road