六本木ヒルズの Xen で LG3D のコミュニティの忘年会。
いやぁ、時間がたつのが早くて、4 時間もいたのにあっというまという感じでした。
すしがおいしかったです。かぶらでまいてあるものや長いもが入っていたりして、歯ごたえがなかなかいいのです。でも、デモをやっている間に来た料理を食べられなかった (and 写真を撮れなかった)。残念。
ちなみにこんなものをデモしました。
はじめの 2 枚が 12/24 のパネルで使用したイメージビューアーです。左側にサムネイルを円環状に表示し、一番手前に示されるサムネイルが左側のフレームで表示されるというものです。
3 枚目が LG3D の上で Swing や AWT のアプリケーションを動かしてしまおうというものです。写真で動かしているのは JDK についてくる Java2Demo です。
ひでやさんのチームでも同様のことに取りくんでおられますが、既存の Swing アプリケーションを無改造で使用することはできません。
私の方法だと無改造で動かすことはできるのですが、動作が重いです。かなり重いです ^^;; というのも実際に Swing のアプリケーションを動作させているのは LG3D とは別の VM で、リペイントされた時にテクスチャを LG3D 側に通信しているからなのです。
どちらがいいとは一概にはいえないと思うのですが、この方法も提案していきたいと思っています。というかしなくてはいけないですね。
私のデモの後に安藤さんが作られたアプリケーションのデモ。マック風のファイルエクスプローラなんですが、インタフェースがおもしろい。
ファイルをドラッグして、フォルダに移動させるとき、目的のウィンドウの上に邪魔なウィンドウが表示されていたとします。これをドラッグしているときに、ちょうどほうきで掃くように横方向に早くマウスカーソルを動かすと、その邪魔なウィンドウがペロリとむけていなくなってしまうのです。
そして、ファイルをフォルダに移動させ終わると、先ほどの向けてしまったウィンドウがまた元に戻ってきます。
とても感動しました。
やはりリアルな世界の動作をそのままソフトの操作法に取りいれたことが、とても直感的なインタフェースになっているのだと思います。こういう直感的に動作させられるインタフェースを作ってみたいなぁ。
後は私の宿題。
- イメージビューアーのサムネイル表示が見にくい。現在表示しているものの近傍は間隔を広げ、後ろの方は間隔を狭めるなどの工夫が必要。
- イメージを切り替えるときに能がない。展開方法をプラグインのようにいろいろ組み込めないか。
- イメージビューアーの名前を決める。
- イメージビューアーを本家の interest@lg3d.dev.java.net に紹介する。
- Swing/AWT on LG3D を本家に提案。
- Swing/AWT on LG3D ではまだイベントを扱えないので、それを行う。
- 動的にコンポーネントを付け加える方法を本家で質問する。
- lg3d-dev で全画面表示をする方法を interest_ja で紹介する。
- 翻訳分担表がほったらかしになっているので、ちゃんとアップデートするようにする。
- Web の更新をする。
- LG3D のロゴを考える。
- ウクレレを弾けるようにする ^^;;
皆さんといろいろお話できて、とても楽しかったです。またやりましょう。今度は JavaOne at SF かな? ひでやさんのチームの方とも会ってみたいですね。