渋谷で秘密の打ち合わせ。久しぶりに I 原氏に会う。
2007/10/26
今日の壮行会 - Bourgondische Hemel
打ち合わせの後、渋谷で O 田さんと H 沼君の壮行会。
ベルギービール専門店の Bourgondische Hemel (ブルゴンディセ ヘイメル) へ。
ここを選んだのは私なのですが、なぜお酒を飲めない私がこんなところを選んだからというと、ラムシャンクが食べたかったからなのでした。
ラムシャンクってとてもおいしいと思うんですけど、日本だとあまりメニューにあるところが少ないのです。でも、むしょうにラムシャンクが食べたかったのです。で、Web で探したのがここ。
ソフトドリンクが少ないのはつらいですが、ジンジャーエールがウィルキンソンなのはいいですね。
で、ラムシャンクですよ。シャンクはすねのこと。骨ごとドンときましたよ。柔らかく煮てあって、おいしい。
それ以外の料理もおいしい。たとえば、豚トロのキャラメリゼ。キャラメリゼのパリッとしたところを感じつつも、肉汁たっぷりのトロ肉を楽しむわけです。カボチャの肉詰めはハロウィーンだからでしょう。これもカボチャがほくほくしていて、おいしいです。
でも、はまぐりのビール煮は苦手。だって、苦いんだもん。とはいうものの、ムール貝のビール蒸しや牛スネ肉のビール煮は大丈夫なんですけどね。
これがラムシャンク。骨付きです! |
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胡桃割り中... |
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今日の一枚
Chris Murray "Raw" (2002) | |
なんかすごい音なんですけど... すごいというのは、いい意味ではなくて、悪い方。テープヒスがひどいのです。それに鉄板エコーをかけたような音 (鉄板エコーってもしかしたら死語?)。 どこで録音したんでしょうね? 環境音は入っていないのでスタジオだとは思いますけど、まるでデモテープみたい ^^;; と思ったら、Amazon の説明に書いてありました。自室でポータブルカセットだそうです。どうりで音が悪いわけだ。 でも、なんかアコスティックな音なので、許せてしまうところもあります。そうです、Chris Murray はアコギでスカとかレゲエをやってしまうんです。 曲自体は日本編集版の Collected に入っているものが多いので、なじみがあります。Home とか Rastaman とか、聴いていて楽しい。 The Higher the Monkey Climbs や Since I've Had You もお気に入り。 そして、忘れられないのが Rock Steady。この曲だけ、ライブ音源です。急に音がよくなったような感じがするところが変なとこですが。この単純な曲がいいんですよ。一度聴くとすぐに覚えられます。 |
2007/10/19
今日の JJUG クロスコミュニティカンファレンス
春と秋に JJUG ではカンファレンスをやることになっているのですが、今年は 11/6 行なうことになりました。
クロスコミュニティカンファレンス、略して CCC です。決して Culture Convinience Club のことではありません。
CCC は国際フォーラムで行なわれるのですが、下の階では Sun Tech Day の Community Day として、NetBeans Day と OpenSolaris Day が開催されています。両方あわせてご参加ください。
さて、CCC の目玉といえば、Seasar, Spring, Ruby on Rails のパネル。Web アプリケーションに的を絞ってディスカッションしてもらいます。
時間もたっぷりとってあるので、本音トークがいっぱい飛び出すのではないかと。また、このパネルのモデレータはヨシオリさん。この人選が凶と出るか吉と出るか ^ ^;;
そして、ライトニングトーク。様々なコミュニティの方々に思いの丈を喋ってもらおうというものです。
もし、コミュニティを代表して喋ってみたいという方がいらっしゃいましたら、櫻庭までお願いします。
ところで、ここで使っている橋の写真ですが、JJUG がコミュニティとコミュニティを結ぶ橋となれるようにという思いをこめています。まぁ、後付の理由ですが ^ ^;;
この橋はサンフランシスコとオークランドを結ぶ、Bay Bridge。サンフランシスコといえばゴールデンゲートブリッジですが、こちらもいいと思いませんか。
ということで、奮ってご参加ください。事前登録は CCC の Web サイトからお願いします。
また、当日受付も行ないますので、ふらっと寄っていただければと思います。
今日の Java Expert #02
3 月に #01 号が出た Java Expert ですが、11 月に #02 号が発売されます。
櫻庭は JavaFX の記事書きました。といっても、半分は Software Design に書いたものの転載です ^ ^;;
Software Design ではあまりプログラミングまで解説できなかったので、Java Expert では JavaFX Script について増補してあります。JavaFX Script の言語仕様を追いながら、アプリケーションを書いています。
#02 号ではそれ以外にも、Teeda や JRuby など、おもしろそうな記事がいっぱい。
ぜひ、書店にてお求めください。
今日の Henri Le Roux - rejiig
新宿伊勢丹のメンズ館の 8F がリニューアルされ、カフェができました。
サザビー系の rejiig (リジーグ) というカフェ。Afternoon Tea や Starbucks ともコンセプトが違う大人の男のためのカフェなんだそうです。
フォアグラバーガとか自家製ジンジャエールとか、そそられるメニュー (でも値段は高いけど...) があったりするわけです。
で、注目すべきなのが、Henri Le Roux (アンリルルー) のケーキが食べられること。Henri Le Roux はフランスではケーキを作っていなくて、日本だけのオリジナルなのです。
というかヨックモックが作っているんですけど、実際は。
まぁ、それはさておき、私がいったときは 3 種類から選べました。本館地下の Henri Le Roux の店では 6 種類のケーキがあるので、早い時間にいけば 6 種類あるのかもしれません。
濃厚なチョコレートがおいしいです。またアクセントになっているのが、ビスキュイ。これがあるのとないのでは大違い。
今日のスペイン - Cacao Sampaka
今週は新宿高島屋でスペイン展が行なわれています。ほんとはバールでパエリアでも食べたかったのですが、混雑していたので断念。
その代わりといってはなんですが、チョコレートを買ってきました。
スペインのチョコレートといえば、Oriol Balaguer (オリオール バラゲ) が有名ですが、私はあまり好みではないのです。特徴的な形にするためなのか、表面のコートが厚いのがイヤ。
で、隣に出店していたのが、Cacao Sampaka (カカオ サンパカ)。
テーマごとに番号がふってあって、No. 1 はチョコレートだけ、No. 2 がドライフルーツとナッツというように No. 8 まであります。
できれば、No. 1 とトリュフのが欲しかったんだけど、売り切れ。で、フルーツ、フラワー、ハーブ、スパイスの 4 種類を買ってきました。
まだ全部食べたわけではないのですが、かなりいい感じですよ、これは。
今日の一枚
Miles Davis "Sketches of Spain" (1959) | |
スペインつながりということではなくて、NaotoJ さんの blog で思いっきり外したと書かれていたからです ^ ^;; 櫻庭は結構好きなんです、このアルバム。まぁ、Miles Davis ですから、櫻庭が嫌いなわけはないのですが...... でも、Miles のアルバムというよりは Gil Evans のアルバムですね。Gil Evans と Miles というと、やっぱりモード奏法。このアルバムでもモードが大胆に取りいれられています。 アランフェス協奏曲も当然のごとくモードが使われています。ちょっと曲が長すぎるのが玉に瑕。 もっとインプロビゼーションがあった方がいいんですけど、逆に言えば Gil の緻密なアレンジを楽しむ曲ですね。 このアルバムはアランフェス協奏曲が売りなわけですが、個人的には The Pan Piper と Saeta の 2 曲がお気に入り。どちらも Gil Evans の曲です。やっぱり、Miles が吹きまくる曲の方がいいということですね ^ ^;; |
2007/10/11
今日の nekop
秋の nekop 祭りということで、nekop こと木村さんに JBoss を題材にソースコードを教わる会にいってきました。場所は築地にあるカサレアル。
ところが、開始時間の 7:00 をすぎても肝心の nekop が表われません。どういうこと?
結局、30 分遅刻。nekop は開始時間を間違って覚えていたのでした。というのも、当初、7:30 だったのを、30 分繰りあげていたのです。で、nekop はその 30 分繰りあげていたことを気づかなかったという ^ ^;;
今日は JBoss AS の立ち上げのコードリーディング。特に資料とかはなくて、ソースを読んでいくだけです。
nekop は IDE は使わず、emacs だけを使って、ガシガシと進んでいきます。私も emacs 使いですが、nekop に比べるとぜんぜん使いこなしていないことが分かりました。やっぱ、もっとコマンドとか覚えないとダメだなぁ。必要最低限しか使わないし ^ ^;;
JBoss のカーネルはそれ自体が JMX の MBeanServer になっていて、ほとんどの機能が MBean として実装されています。今日はそのさわりの部分の紹介という感じでした。
しかし、ライブでコード読んでいくって、こんなにおもしろいとは思いませんでしたよ。
今日の懇親会 - 築地黒瀬 すし鮑
せっかく築地に来たということで、懇親会は寿司。
場外の奥まったところにある築地黒瀬 すし鮑 (ほう) というところです。「鮑」ってあわびのことですが、「ほう」と読むのは知りませんでした。
寿司は小ぶりでネタもしゃりも小さめです。最近、ネタだけ妙に大きいバランスの崩れた寿司がよくありますが、個人的にはそういうバランスの崩れた寿司は好きではないです。
脂身のとろりとした甘みや、赤身のキリッとした酸味を堪能したのでした。
今日の映画
最近見た映画 (順不同)。
- Ratatouille: Rat-a-too-ee レミーのおいしいレストラン
- Eden 厨房で逢いましょう
- Miss Poter ミスポター
- No Reservation 幸せのレシピ
- Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer ファンタスティック・フォー: 銀河の危機
- Arthur and the Minimoys アーサーとミニモイの不思議な国
- TAXi 4
- Rouge Assasin ローグアサシン
こう並べてみると料理関係の映画ばかりですね。音楽と料理に弱い櫻庭です ^ ^;;
この中でおもしろかったのは Eden と Ms Poter、そして Arthur and the Minimoys。
まぁ、こんなもんかな、というのが Fantastic Four と TAXi 4 と Rouge Assasin。
つまらなかったのが、Ratatouille と No Reservation。
つまらなかったのからいきましょう ^ ^;;
やっぱりというか、何というか、アメリカ人に料理を語らせたらダメということですね ^ ^;;
まず、語彙が足りないと思うのです。
Ratatouille の中でレミーがキノコを使うところがあります。いろいろな種類のキノコが出てくるのですが、みなマッシュルーム。もうこの時点で興ざめしてしまいます。
No Reservation も出てくる料理がおいしそうに見えない。
この映画はドイツ映画の Bella Martha (邦題 マーサの幸せレシピ) のリメイク。でも、オリジナルの方が全然おもしろい。
Bella Martha の中で主人公の Martha がエプロンをして、これから調理場に入るというシーンがあります。その動作がまるで儀式のように 1 つ 1 つ重ねられていくのです。No Reservation にも同じようなシーンがありますが、Catherine Zeta Jones の演技は軽すぎるのです。
マーサという名前が変えられてしまったのも、いまいち。この名前は聖書から取られています。マーサはラテン語だとマルタ。このマルタはマリアの姉にあたります。
とはいうものの、聖書には複数のマリアが出てきます。有名なのが聖母マリアとマグダラのマリア、そしてこのマリアとマルタの姉妹です。
この姉妹のエピソードはググってもらうとして、マーサと料理との関係、そしてマーサの基本的な性格付けがそのエピソードに裏打ちされているということです。
そして、舞台がドイツということも重要です。マーサの生真面目な性格の奥底でイタリアにあこがれがている部分が見え隠れします。だからこそラストがいきてくるのです。
ところが、No Reservation では主人公のそのようなバックグラウンドがごっそりと削られてしまっています。しかも、ラストが変更されているのです。しかし、そのラストの必然性がまるでないのです。
はからずも、Eden と Ratouille と No Reservation のラストは同じになってしまいました。
Eden のラストは必然性があります。Ratouille は少しだけ、No Reservation はまるでなし。この違いが映画を見終わった後の印象を決めているような気がします。
ついでにいうと Ratuille も No Reservation も邦題が悪すぎ。どちらも原題は劇中でキーとなる言葉なのに、邦題ではそれがまったくいかされていませんね。
そういえば、No Reservation では食器がジノリだと思うのですが、確信がもてません。デザートのシーンで使われた白の角皿は、私が持っているのと同じだと思うんですが、真相は如何に。
次、Fantastic 4 と TAXi 4 はシリーズものの運命なのか、一作目に比べるとパワーダウンしています。まぁ、しかたないとは思いますけど。しかし、なんであんなに世界各地を回る必要があるんでしょう?
Rouge Assasin はラストだけは意外性があって、結構楽しめます。でも、わけの分からない日本が表現されていたりして、物語としては浅いです。Jet Li は李連傑 (リーリンチェ) のころから好きだったんだけどなぁ。
さて、Eden です。Eden の邦題「厨房で逢いましょう」もいまいちですね。Eden というのはヒロインの名前なのですが、もちろんエデンの園のことも指しています。いつまでも楽園にいることはできないのです。いつかは追い出されてしまうわけです。これがラストの必然性を与えている背景となっています。
もちろん、料理をしているシーンがすばらしい。No Reservation の中で Catherine Zeta Jones はほとんど料理はしませんでしたが、Eden は料理のシーンが大量に出てきます。そして、料理のシーンのどれもが美しい。料理をしている動作が美しいのです。
そして、料理を食べる演技がまたいいのです。皿に残ったソースまでも指でぬぐって、舐めつくす。そこまでしたい、そんなにおいしいということを強烈に印象づけるシーンです。
あの料理食べてみたいなぁ。
Miss Potter もなかなか楽しめました。というか、Renée Zellweger の演技がよかったというべきかもしれません。彼女のひきつった笑みが結構好き ^ ^;;
実際は史実とずいぶん違うらしいですし、Potter のキャラクターもずいぶん違っているらしいですが、映画としての脚色の範囲なのでしょう。
Arthur and the Minimoys は CG と実写の合成。アニメと実写の合成といえば手塚治虫のバンパイアですが、さすがに櫻庭も本放送は見ていません。えっ、そんなの誰も知らない?
監督は Luc Besson。彼は TAXi のプロデューサもしてますが、TAXi より Arthur and the Minimoys の方が全然おもしろいです。
実写での Arthur を演じている Freddie Highmore はチャーリーとチョコレート工場のチャーリーを演じていた少年です。
彼の演技もすばらしいのですが、もっとすばらしいのが Arthur のおばあさん役の Mia Farrow。Mia Farrow のおばあさんはとてもキュートで愛すべき人物としてえがかれています。
しかし、Mia Farrow がおばあさんかぁ。もう 60 歳をすぎているけど、そんな感じには見えないですね。
もう 1 つ、Madonna の声も見逃せない (聞き逃せない?) ですよ。
今日の一枚
Beto Caletti "Beto Caletti en Vivo Japon" (2006) | |
アルゼンチンのボサを演る人だということ以外、何も知らないのです。でも、予備知識なんかいりません、まず聞いてください。 典型的なサンバとはちょっと違うのですが、でもこういうの好きだなぁ。たとえば、Breji da cruz は 8 部音符を連ねていますが、1 拍目と 3 拍目の頭にアクセントがあります。でも、やっぱりサンバなんですね。不思議な感じ。 ついでにこの曲の口笛の響きがいいですね。 Samba da Avivo はインスト。のびのびとしたギターが印象的な曲です。 そして、一番のお気に入りはクロマティカの音が楽しい Chegaste です。ハープよりもクロマティカは乾いた音がすると思うのですが、どうですか。この乾いた音と楽しいサンバが合わさると、心うきうきしてくるのです。 |
2007/10/05
今日の java-ja
今日は java-ja の「第一回チキチキ 19 時だよ全員集合!! ライトニングトーク大会」。ちなみに、java-ja のイベントはすべて第一回です。
ヨシオリさんの Keynote を使い倒す宣言のでたプレゼンとか、いきなりホワイトボードでしかも中途半端で終わる nekop とか、iPod touch でプレゼンするかさたにさんとか、Java でアレを作っちゃった ApplePedler さんとか、ブルースクリーンでウクレレで歌を唄うようちゃんとか、体操の未来を憂うよういちろんさんとか、ケイタイでプログラミングする cafistar さんとか、タップダンスしてくれた NAGASE さんとか、ZO-3 持ち込んだ tfunato さんとか、いろいろ楽しかった。
琴線に触れたのは iPod touch とケイタイプログラミングかな。tfunato さんはもっと ZO-3 弾きまくってくれればよかったのに。
ゴングが用意されていなかったので、Java で 5 分で作りました。スタート時と 4 分、5 分の時に音が出ます。
といっても実際は JavaFX でプレゼンをするときのために JOAL を使った OpenAL のユーティリティクラスを作ってあるので、それをコールしただけです ^ ^;;
PC のスピーカから音を出していたので、音量が小さかったですね。まさか、こんなことに使うとは思っていなかったので。
さて、櫻庭は食べものをおいしそうに撮る Tips を紹介しました。ネタはほとんどなし。まじめにやりましたよ。
資料はクリックすれば進みます。
ついでに、この資料の中に出てくる写真を載せておきます。今回使用したのは Sadaharu Aoki と Pierre Hermé の写真。といっても、Hermé は 1 枚しか使ってませんが^ ^;;
まずは Sadaharu Aoki から。前半は家で撮って、後半は東京ミッドタウンのサロンで撮りました。
次が Pierre Hermé。