2009/10/17

クリスマスケーキ予約完了

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クリスマスケーキの予約をしました。

何個予約したかは、秘密 ^ ^;;

複数のデパートを見てきたのですが、今年は去年以上に出足が悪そうです。おととしまでは、ほんとに時間との勝負で、人気のケーキはあっという間に完売。

でも、今年は全然平気です。ゆっくり選ぶことができます。

ところが、伊勢丹で予約開始から 30 分で売り切れてしまったケーキが 2 台あったそうです。それはアテスウェイのケーキ。店員さんと話していたら、どうやら固定客がいて毎年すぐに売り切れてしまうのだとか。

そうなんだ、アテスウェイ。そんなに人気があったとは....

ところで、伊勢丹のクリスマスケーキのオンラインショップはなんであんなにも使いにくいものにしてしまったのでしょう。最悪。

去年までの平凡なままの方がよっぽど使いやすかったです。

カッコはいいけど、ユーザの使いやすさをまったく考慮していないという、ユーザ無視のいい例ですね。

夜の音

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めずらしく、夜眠れないで、寝床に入りながらぼんやりと外の音を聞いていた。

今の家は線路からほど近く、電車の音が常に聞こえる。しかし、終電が通り過ぎた後はひっそりとしている。

小学生の時住んでいた家は、すぐ裏が田んぼだった。

田んぼに水が張ってある間は、夜になるとカエルの大合唱。そして、秋になると今度は虫の大合唱。

母親はいつもうるさくて眠れないとこぼしていたが、私は気にしたことがなかった。逆にカエルの声が聞こえない方が、違和感を感じた。

だから、中学になって引っ越した家では、はじめのうちそれが気になってしかたがなかった。

その家が面していた道は幹線道路の抜け道になっており、年がら年中トラックが通るような道だった。

もともとそんなに強固な土壌ではなかったらしく、大型トラックが通ると家が揺れた。昼間は気にならないのだが、夜トラックが通って家が揺れると地震かとよく勘違いしたものだ。

独立してから住んだ家はちょうど S 字クランクの終わった所にあった。

その道のコーナーの途中にマンホールがあった。マンホールの上を車が通る時、車に横 G がかかっているので、マンホールの上ですべってキュッという音をたてる。

特に雨の日は、キュッ、キュッと音を立てて通っていく車が多い。

うつらうつらしながら、そんなことを思い出していた。

そんな時、家の前をトラックが通った。一瞬、自分が学生の時に住んでいた家で寝ているような錯覚に陥る。

目を開いたら、やはり今の家だった。

今日の一枚

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B.B. King "One Kind Flavor" (2008)

最近の B.B. King のアルバムはあまり楽しめなかったのですが、なんと大当たりですよ。

ゲスト主体のアルバムは話題にもなるし、それなりに楽しめるのですが、いきすぎるとつまらない面があるのも確か。

それがこのアルバムでは原点回帰。The Jungle の頃のような音が帰ってきました。しかし、80 歳をすぎて、未だにこれだけ弾き、歌うというのもすごいことです。

このアルバムなにがいいって、Nathern East のウッドベース、Dr. John のピアノ。

Nathern East のウッドベースがカッコいいんです。やっぱりウッドベースいいですよ。そして、そこにからむ Dr. John のピアノ。

そして、なんといってもサポートギターをほとんどおかずに、B.B. King が自分で弾いているところ。

B.B. King って自分が歌っている時は絶対に弾かないんです。だから、歌っている時にギターが入っていればそれはサポートギターの音。

ソロはほとんど B.B. King が自分で弾いてます。結果的に緊張感が保たれ、グルーブ感がとても出ているのではないかと。

ほんとこれはお勧め。

曲も T.-Bone Walker の Waiting for Your Call や、Lonnie Johnson の Tommorrow Night など定番曲が多いのもいいですね。John Lee Hooker の Blues Before Sunrise が入っているのが、ちょっと意外。

個人的にはアップテンポの曲の方がお気に入り。バラードもいいけど、やっぱりブルース然とした曲の方が好きなんです。

2009/10/12

イタリア展 その後

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ラ フェルマータ風 生パスタとボルロッティ豆のスープ仕立て温泉卵添え 白トリュフ風味, La Fermata, 新宿伊勢丹 イタリア展

結局、毎日のように通い詰めてしまいました。

La Fermata にはもう一度いって、セコンドまで食べてきました

アンティパストのたまねぎの詰め物オーブン焼きは同じですが、前回はポルチーニで、今回はストラッキーノチーズ。チーズがとろりと溶けておいしい。

パスタは生パスタとボルロッティ豆のスープ仕立て温泉卵添え。ボルロッティ豆ってはじめて食べるのですが、キドニーみたいな感じですね。

今、調べたらボルロッティってうずら豆のことでした。

セコンドは 1 種類で、牛ほほ肉のピエモンテ風ワイン煮込み ポレンタ添え。ほほ肉のワイン煮込みはよくある料理ですけど、それでもおいしいものはおいしい。肉がほろほろと溶けていく感じ。

濃厚なソースは、淡泊なポレンタによく合います。

デザートはリンゴのパイ包み焼き。これはヘーゼルナッツとチョコのケーキの方がよかったなぁ。

丸ごとたまねぎの詰め物オーブン焼き ストラッキーノチーズ, La Fermata, 新宿伊勢丹 イタリア展 牛ほほ肉のピエモンテ風ワイン煮込み ポレンタ添え, La Fermata, 新宿伊勢丹 イタリア展
リンゴのパイ包み焼き ミルクジェラート添え, La Fermata, 新宿伊勢丹 イタリア展

後は Marco Giacosa の Tajarin を購入。このパスタは La Fermata の白トリュフで使われていたパスタで、むちゃくちゃ細いパスタ。色が黄色なのはタマゴを使っているから。パスタでタマゴ麺って珍しいですね。

それ以外にもパルミジャーノレジャーノとパンチェッタ、それにオリーブオイルの iGrecoSalvagno を購入。もちろん、ポルチーニも買いました。

ポルチーニは大きいのをソテーに、小さいのはパンチェッタと合せてパスタ仕立てにしてみました。やっぱりポルチーニおいしいよね。

Tajarin, Marco Giacosa, 新宿伊勢丹 イタリア展 Porcini
Saute di Funghi Porcini Tajarin con Funghi Porcini

後は Fabrizio Galla のマロングラッセ。

やっぱり栗はイタリアだね。和栗も好きだけど。

そういえば、Bugie (ブジーエ)というお菓子も買いました。グリッシーニを平べったくしたようなお菓子で、ハチミツをつけて食べます。というか、ハチミツの Mario Bianco で買ったので、メインはハチミツなのかな。

というわけで、散在。

Marrons Glacés, Fabrizio Galla, 新宿伊勢丹 イタリア展 Bugie col Miele di Mario Bianco, 新宿 伊勢丹 イタリア展

今日の一枚

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T-Pain "Rappa Ternt Sanga" (2005)

Auto-Tune の中興の祖 T-Pain です。元祖は Cher。もちろん、もともとの機能である音程補正はいろんな人が使っていたみたいですけどね。

それにしても、彼によって Auto-Tune 大流行ですよ。こんなに流行るとは思いませんでした。このアルバムはメジャーデビュー盤で、やはりほとんどの曲が Auto-Tune を使っているようです。ちなみに私が持っているのは、後から出た盤で曲数が大幅に増やされています。

私が持っているのは後から出た、曲目が増えているバージョン。こちらは Akon の弟分ということで、いきなり Akon の登録商標というべきあの音からはじまります。T-Pain は他のアルバムでもあの音を使っているので、Akon 一家はあの後を使うのが掟になっているのでしょうか ^ ^;;

意外といってはなんなんですが、サウンドがシンプル。必要最低限しかなってません。

なんといっても I'm Sprung でしょ。リリカルなメロディにそこに Auto-Tune のあの声をのせていきます。特にハープが印象的ですね。ちなみに I'm Sprung 2 もあって、ラップが重ねられているのですが、櫻庭はオリジナルの方が好きです。

U Got Me はやはり Akon のあの音から始まります。サウンドも Akon 的。と思ったら、featuring Akon でした。なるほど。ガットギターがやさしい音なのに、パーカッションはカラッと響いていて、メロディはやさしくと対比がおもしろいのです。

2009/10/08

台風一過でイタリア展

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タヤリンパスタ フレッシュ白トリュフ入り, La Fermata, 新宿伊勢丹 イタリア展

朝、駅に行ったら小田急線が止まっていた。多摩川を渡る橋で風速 25m/s を超えたため、停車しているということらしい。

まぁ、しかたないとしばし待つ。それほど混んでいなかったのが幸い。

20 分ほどたって、発車するという。おぉ、すごいぞ小田急線。

ところが、新宿では中央線の快速も各駅停車もすべて止まっている。さすが中央線だ。

とうぶん動かないと見て、会社に電話してから、スタバへ。2 時間近く原稿書き。

10 時過ぎに再び駅に行ってみると、まだ全然動いていない。確かに風は強いのは分かるが、すでに新宿では青空。

会社に電話して、午前半休にしてもらう。

で、これ幸いと、いったのが伊勢丹のイタリア展。

お目当てはミシュラン一つ星の La Fermata (ラ フェルマータ)。もちろん 1 日 50 食限定のタヤリンパスタ フレッシュ白トリュフ入り。

アンティパストは丸ごとたまねぎの詰め物オーブン焼き。ほんとはセカンドピアットも食べたかったのだが、さすがにそこまで時間はない。

でも、ドルチェは食べる。ドルチェは 3 種類。でも、1 つはドモーリのドルチェなので、La Fermata のドルチェは 2 種類。そのうち、ヘーゼルナッツとチョコレートのケーキ ミルクジェラート添えを選択。もちろん、エスプレッソも。

アンティパストの前にグリッシーニ。鶏肉のパテと一緒に食べるのだが、このパテがおいしい。

アンティパストのたまねぎの詰め物オーブン焼きはタマネギの半球を皮もむかずにそのまま器に使った料理。

1 口食べて、甘い。甘いといっても砂糖の甘さではなく、炒めたタマネギの甘さ。オーブンで焼いているので、皮が焦げ、それが香ばしさを醸しだしている。ポルチーニの香りもかぐわしい。

グリッシーニ, La Fermata, 新宿伊勢丹 イタリア展 丸ごとたまねぎの詰め物オーブン焼き ポルチーニ, La Fermata, 新宿伊勢丹 イタリア展

パスタのタヤリンはバターソース。でも、それほどくどくなくさらっとしている。バターだけでなくオリーブオイルも使っているのだろう。

しかし、とてもいいバターの香りがする。それにトリュフのにおいがからみあって、なんともいえない幸せ感が。

おしむらくはトリュフのスライスが薄すぎ。スライスした枚数は減らしていいから、もうちょっと厚みがある方が香りを楽しむのにもいいと思うのだが。

もちろん、もっとトリュフの量を増やしてくれてもいいのだが、それだと値段も跳ねあがるだろうな。

パスタを食べた段階で、シェフの Andrea Ribaldone 氏があいさつに来てくれた。もちろん、私が特別というわけではなく、すべてのお客さんのところを回っているらしい。

今日は平日でお客さんが少ないから、こういうことができるんだろうね。

バターの香りとトリュフの香りのマリアージュがとてもいいと話してみた。といってもイタリア語ができるわけがないので、一緒にいた通訳の人にいったのであるが。

聞いてみたところ、やはりバターだけでなくオリーブオイルも使っているとのこと。ゆで汁も使っているらしい。やはり、バターだけだと重くなりすぎるのだと。

ドルチェのヘーゼルナッツとチョコレートのケーキはもっとジャンドゥーヤっぽいのかと思ったら、意外にも軽い。

エスプレッソはどうやら隣の Guido Gobino (グイドゴビーノ) から持ってきているらしい。ということは Lavazza のコーヒ。

一番奥の席だったので、他のお客さんを観察しているとパスタだけで帰ってしまう人が多い。なんかもったいなし。せっかく来たんだからドルチェまで楽しめばいいのに。

ちなみに午前半休にするつもりだったのだが、台風のせいなので休みにしなくてもよいとのこと。それだったら、全休にすればよかった。

ヘーゼルナッツとチョコレートのケーキ ミルクジェラート添え, La Fermata, 新宿伊勢丹 イタリア展

夕飯はピッツァ

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Pizza ACME, Il Pensiero 3, 新宿伊勢丹 イタリア展

結局、もう一度会社帰りに伊勢丹へ。今度はピッツァの Il Pensiero 3 (イル ペンシエーロ トレ)。

それほど並んでいなかったので、すぐ入れましたよ。

ピッツァは 2 種類。ACME (アクメ) と、ズッキーニとトマトのピッツァ。

アンドレア ボッシオさんが自らピッツァの成形をしてました。さすがイタリア男。女性がくると、わざと派手に頭の上までピッツァを回してましたよ。

さて、ACME ですが、これがまた前衛的なピッツァ。

チーズはパルミジャーノレジャーノ以外に買ってカッテージチーズを使ってます。ピッツァにカッテージチーズというのははじめてかも。しかもバルサミコがかけてあるので、甘い。

ドライアプリコットまでのっているので、なおさら甘い。すごいね、この使い方。斬新。

もう一方のズッキーニとトマトのピッツァはオーソドックス。ズッキーニはナスと同じように使えるので、ナスでもいいかもしれません。

今回のイタリア展はピエモンテ州がフィーチャーされており、La Fermata も Il Pensiero 3 もピエモンテ州のお店。ピエモンテ州はイタリアの一番北の方なんですけど、ピッツァはローマタイプの薄いタイプではなく、もっと南の方にあるナポリの耳があるタイプ。

ピエモンテ州ではこれが普通なのでしょうか?

ズッキーニとトマトのピッツァ, Il Pensiero 3, 新宿伊勢丹 イタリア展

Bicerin と Sacher

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Bicerin, Guido Gobino, 新宿伊勢丹 イタリア展

Il Pensiero 3 にはドルチェがないので、Guido Gobino (グイドゴビーノ) にいってお茶。

Bicerin (ビチェリン) という飲み物と Sacher (サッケル) というチョコレートケーキ。

Bicerin は生クリームとコーヒーとホットチョコレートが 3 層になった飲みもの。そのままかき混ぜないで飲むのだそうです。

口をつけると、生クリームが冷たい。でも、飲んでいると下のコーヒーやホットチョコの層が流れてきて熱くなります。不思議な感覚。

砂糖は入れてないので、ホットチョコの甘みだけ。ほんのりとした甘みでとても上品。

Sacher は濃厚なチョコレートケーキ。Guido Gobino といったらジャンドゥーヤだけなのかと思ったら、こういうケーキもあるんだ。と思っていたら、これは日本で作っているのだと。

今、これ書いていて気がついたんですけど、Sacher ってザッハトルテのザッハですね。

ちなみにジャンドゥーヤはチョコレートにヘーゼルナッツを混ぜて作るのですが、それはナポレオン時代にさかのぼるらしいです。ナポレオン時代にチョコレートが足りなくなって、かさを増やすためだけにヘーゼルナッツを入れたのだと。しかし、それが大当たりしたのだと店員さんに教えてもらいました。

へぇ、勉強になるなぁ。

Sacher, Guido Gobino, 新宿伊勢丹 イタリア展

今日の一枚

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Raul Midón "World within a World" (2007)

Raul Midón の 2 枚目。前作はほとんどギターだけでしたが、今回はサウンドの幅を広げています。もちろん、ギターが中心だということは変わりませんけど。

ソウルっぽいものもあれば、フォルクローレっぽいのもあったりして、いろいろやってます。でも、技巧に走らず、自然体のギターやボーカルは前作よりも好感が持てます。

しかも、とてもメロディアス。Save My Life とか The More That I Know とか Peace on Earth とか。いいですねぇ、このパターン。

でも、櫻庭のお気に入りは Tembereana。このフォルクローレっぽさがいいではないですか。明るく、カラッとしていてて、聞いていて楽しいです。

2009/10/07

秋のにおい

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秋のにおいといったら、何を思い浮かべるだろうか。

私の場合、なんといってもキンモクセイとギンナンである。

キンモクセイのにおいは暴力的。1 年のうちわずか 1 週間だけ、濃密な香りを漂わせる。

私は小田急線の各駅停車を使って通勤をしているのだが、南新宿の駅で列車のドアが開くとキンモクセイのにおいがする。このにおいをかぐと、秋だなぁと感じる。

南新宿は小さい駅で民家と駅が隣接している。その隣接した家にキンモクセイがある。

ちなみに柿を育てている家もあって、オレンジ色の実がたわわに実るのもホームから見ることができる。

さて、もう一方のギンナンである。

家のそばにはイチョウ並木が多くある。そのせいもあって、この時期はイチョウから落ちたギンナンがすごいにおいを放っている。

もう毎年のことなので、どこが雄の木で、どこが雌の木なのかも覚えているほど。あぁ、あそこはくさかったなぁと。もちろん、葉を見れば雌雄の判別は簡単につくのだが。

それにしても、ギンナンのにおいがそれほど悪いにおいとは思っていない。

大学院に通っている時も、キャンパスはイチョウだらけだった。何度か研究室のみなで拾ってきて、ストーブで炒って食べたものだ。

結局は食べ物に行きつくのである。

今日の一枚

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Raphael Saadiq "The Way I See It" (2008)

もろかつてのモータウンサウンド。

Eli "Paperboy" Reed や Ryan Show のようにかつてのソウルがまた見直されるのは大歓迎。でも、それぞれが違うサウンドというのもおもしろいです。

Motown とか Chess とか Atlantic など、その当時のソウルを代表するレーベルはいろいろあったわけですが、それぞれ音が違います。Motown が一番洗練されている感じ。実験的なサウンドもいろいろ取り入れてます。

逆に Chess は泥臭い。カッコよくいえばファンキーです。もともとブルースのアーティストが多いからかもしれない。中庸が Atlantic。でも、Ray Charles などが在籍していたように、ソウルの元祖は Atlantic だという自負が高いように感じます。

で、Raphael Saadiq がどういうサウンドなのかというと、はじめに書いたように Motown だと感じるわけです。とても洗練されたサウンド。Stevie Wonder のような感じ。なんと Funck Brothers も参加しているのですから、当たり前といえば当たり前。

そして Stevie Wonder とも競演してます。Never Give You Up がそう。残念なことにハーモニカだけですけど。でも、このハーモニカがはまるんですよ。むちゃくちゃカッコいい。

このアルバムでもう 1 曲あげるとしたら、Oh Girl。まるで The Styilistics のような曲です。Raphael Saadiq だけのバージョンもいいのですが、ボーナストラックの Jay-Z がラップしているバージョンがイイ!

ラップが入るとまったく違った曲のように聞こえるのが不思議。急に現代のサウンドになります。でも、イントロの Jay-Z のラップによってこの曲はなおさら引き立てられていると思います。

Motown のサウンドが好きな人だったら、絶対に買いです。

2009/10/01

Pink Ribbon Campaign

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Pink Ribbon Campaign

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James Taylor "Covers" (2008)

James Taylor のカバーアルバム。といってもサウンドはやっぱり James Taylor。

櫻庭はあまりオリジナルは知りません。Presley は分かるものの Buddy Holly とかはヒット曲ぐらいしか分からないので... でも、オリジナルを知らなくても十分楽しめます。

一番のお気に入りは Suzanne。Leonard Cohen の名曲ですね。

ちなみに Other Covers というミニアルバムもあるそうなのですが、未聴。早いところ買わねば。