2005/03/27

今日のプレゼン準備 その 5

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今日はちょっと軽めに。

聞く側の集中を持続させるには

  • 常に集中させることは無理
  • 起伏をつけよう
集中度の理想
集中度の現実
できるならば
常に集中させることは無理

今までになんども書いたように、発表のつかみは非常に大事です。

つかみ如何で聴衆の興味を引くことができ、発表に集中して聞いてくれるようになるはずです。

しかし、その集中を右の図のように発表の最後まで持続させることは、無理というものです。

どんなにおもしろい発表でも最後まで集中して聞いてもらえるなんて夢のまた夢です。

実際は集中度は時間と共に下がっていきます。

右の図ではリニアに下がっていってますが、もしかすると n 次曲線で下がっていくかもしれません。

そうなるともう笑い事ではすまなくなってしまいます。だれも聞いてくれないのですから。聞いてくれなければ、いかにすばらしいコンテンツだとしても誰も理解してくれません。

発表者は、この下がっていく集中度をどうにかしてもう一回あげるように努力しなくてはなりません。

下がるのはしかたがないとして、間にコブを作りたいものです。発表時間にもよるのですが、少なくとも 1 コブ、できれば 2 コブぐらい。

それじゃ、どうすればコブができるのか。

 

起伏をつけよう

まずは単にだらだらと発表するのではなく、流れを意識することからはじめましょう。

たとえば

  • 起承転結

をつけてみるのです。起承転結がすべてに適しているとは思いませんが、何もないよりはぜんぜんましです。

今まで何度もつかみ、つかみといっていたのは起承転結でいうと起にあたりますね。

こういうことは一般のプレゼンの参考書などでいくらでもでてくるので詳細は省きますが、うまくいけば転の部分でコブができるはずです。

それではどのようにして、転を作りだすか。

私がよく使う手は具体化です。

システムやアルゴリズムを説明していると、得てして抽象的な話が多くなってくると思いませんか。時として抽象的な概念は非常に役に立つのは確かです。

しかし、抽象的なことは理解できればいいのですが、理解しにくいのも事実だと思います。

そこで、具体化するわけです。

たとえば、実験とその結果を見せるなどです。

具体的なものがなければ、メタファを探ってみましょう。

メタファとは XP のタスクにもなっていますが、より具体的なことで物事を説明するということです。

より至近な例を使うことによって、容易に説明できるかもしれません。

そして、具体化の最も有効なのはデモです。何か実際に動くものを見せるということですね。

それまでぜんぜん分からなくても、デモを見ると分かったような気になるものです。

しかし、何をやっているのかぜんぜんわからないデモもよくありますね。

デモをするならば、デモのシナリオをまず作りましょう。そしてシナリオにそってお膳立てをしておきます。

たとえば、複数のアプリケーションを起動するならば、それをバッチ (シェルスクリプト) などに記述して、デスクトップに貼っておきましょう。いちいち DOS 窓をあけて起動するなんてダメです。

あとは、デモのするアプリケーションが見やすいものかもう一度確認しましょう。フォントが小さくて、何も見えないなんてことはよくあります。

「小さくて申しわけありませんが...」といいわけをする前にフォントを大きくしておきましょう。

シナリオになんらかの流れがあるようであれば、デモをする前にそのシナリオを説明しておくとデモが分かりやすくなります。

気をつけるべきことは、デモは魔物であるということです。

どんなに準備を万全にしたとしても、突如として動かなくなるというのがデモです。

デモは動かないことがあるということを想定しておかないと、頭が真っ白になってしまいますよ。

デモが動かない時のために画面をキャプチャしておくとか、何らかの用意をしておきましょう。

動かないからといって、何度もやり直すのは時間の無駄です。

貴重な時間なのですから、あきらめることも念頭においておきましょう。

今日のおやつ

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Pierre Helme

青山にできたピエールエルメのブティックにいってきました。東急本店の店がつぶれてしまったので、日本ではダメかと思ったりしたのですが... 新しい店ができてよかったよかった。

紀尾井町にはなかなかいく機会がなかったので、青山にできるたのは大歓迎。うちからは青山はいきやすいのです。

写真はドゥミルフィーユ。定番ですね。普通のミルフィールより重いです。でも、その重さがいいのです。

ところで、ピエールエルメは La Porte というビルに入っているのですが、ここの Web サイト は最悪です ^^;; 何も欲しい情報が載っていないのに、見せ方だけは凝っているというもの。それにブラウザーを最大化するし。ここまでひどいのは久しぶりです。

場所をチェックしようとしてこのサイトを見たのですが、まるで分からない抽象的な地図だけ (分かる人は分かると思いますけど)。それも、とても分かりにくいところにリンクがあるのです。

本当にこれがいいと思っているのだろうか? > 作った人

今日の一枚

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Will Ackerman, "Returning" (2004)

ウクレレもいいけどやっぱりギターだよなぁ、とこれを聞くと思ってしまうわけです。

このアルバムはベスト版ですが、すべて再録音。すべて、ギターだけで録りなおしてます。

Bricklayer's Beautiful Daughter や Anne's Song など本当にいつ聞いても美しいですね。どちらも私は大好きな曲なのです。

Hawk Circle はちょっと Will っぽくない感じにアレンジされています。Will Ackerman というとアルペジオのイメージが強いのですが、この曲はかなり力強い感じになっています。

それにしても Windham Hill はどうなってしまうのでしょう。このアルバムでとうとう創始者の Will Ackerman が Windham Hill を離れてしまいました。

Michael Hedges が亡くなり、George Winston もいなくなった Windham Hill。これからの運命は如何に?

2005/03/25

今日のプレゼン準備 その 4

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これもずいぶん長くなってしまいましたが、まだまだ続きます。でも、これを日記で書くのはつらい... ^^;;

聞く人にやさしい資料を作ろう その 2

  • クリップアートの絵はそれだけでイメージダウン
  • 自分で絵を描いてみようよ
  • 意味のない絵やアニメーションはやめよう
  • アニメーションのすすめ
手垢のついたくリップアート
クリップアートの絵はそれだけでイメージダウン

PowerPoint などのクリップアートは便利ですよね。確かに便利なのです。

でも、その便利さの裏には、誰もがこの絵を使っているんだということを意識していなくてはいけません。

ようするにクリップアートの絵は手垢がついているのですよ。新鮮さがないのです。

それにクリップアートを使うと、どうしても画一的なイメージがでてしまいます。

私はクリップアートが資料に使われていると、それだけで聞く気がうせます。だって、資料を作るのに手を抜いているという証拠ですから。そんな、力の入っていない資料だったら、聞かなくてもいいやと。

特に使わないでもらいたいのは、右の絵のようなクリップアートです。

最近の PowerPoint には入ってないようですが、使う人は多いですよね。

使う人が多い = よく目にする = 新鮮さがない = 注目してもらえない なのです。

 

自分で絵を描いてみようよ

じゃ、絵はどうすればいいんだというと、自分で描けばいいのです。

「私は絵が下手だから」とか「絵なんか描いたことないよ」という反応が大半だと思いますが ^^;;

でも、いいのです。下手で。

私も下手です。でも、下手は下手なりの味があるのです。

まずは描いてみましょう。自分が描いた絵はへたくそですよね。こんなんじゃ、資料にはのせられないと思いますよね。

しかし、のせてしまうのです。それがあなたの持ち味になのです。

へんな絵を見て、聞く人が「なんだこりゃ?」と思ってくれたら、あなたの勝ちです。すくなくとも、聞く人はそれに興味を持ってくれたわけですから。

私は Ed Emberley という絵本作家の本が大好きなのですが、彼は丸、四角、三角、点々などがかければ何でもかけるといいます。右の本はその中の顔を書いてしまおうというもの。

発表で使う絵なんて、こんなもんでぜんぜん OK なのですよ。

たとえば、「ここがポイント」を示すための絵を描いてみましょう。

そうですね、親指を立てた手がいいかもしれません。さっそく描いてみます。ちなみにこれを描いているのはノート PC のタッチパッドです ^^;;

分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
まずは拳骨です。四角で十分 次に親指。楕円を親指にします。
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
重ね順を変更して親指が下になるようにします。 線を 3 本描けば、それだけで指のできあがり。
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
色を塗ると、ずいぶん手らしくなってきました。色はべた塗りで十分 手だけだとなんのなので、顔も描いてみます。顔の輪郭は丸か楕円。
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
まずは鼻を描きます。ここらへんは人それぞれなので、どこから描いてもかまわないと思います。 目を描きます。目はちゃんと描くと難しいので、ニコニコした目とかウィンクした目にすると簡単。
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
口も描きます。口や目は表情に結びつきやすいので、描きたい表情に応じて描きます。 色を塗ります。
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
手をアクセントにしたいので、顔を小さくして、手も少しだけ回転させました。 余白があるので、字も書いてみましょう。ここでは、Comic Sans というフォントを使ってみました。
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
字も回転させると、アクセントになります。 ついでに下線もつけてみましょう。この線は直線ではなくて、すこし弓なりになっています。こうすると、なんとなく手書き風になるのでおすすめ。
これで、完成です。

どうですか。下手でしょう。でも、こんなもんでいいのです。

この絵は顔の部分以外は丸 (楕円) と四角だけです。それでも、なんとなく描けてしまうのです。

丸、四角などはお絵かきソフトの機能をそのまま使っています。

でも、もっとおすすめの方法があります。丸、四角もフリーハンドで描くのです(ちなみに Macromedia FreeHand で描くというわけではありません)。色を塗るときもべた塗りではなくて、自分で塗ります。

そうすると、ぐっと個性が出てくるのですよ。ちなみに本当にノート PC のタッチパッドで描いてます。

とはいうものの Power Point じゃやりにくいのは確かです。できれば、何らかのお絵かきソフトを使われるほうがいいと思います。

Flash は今ではリッチクライアント向けの製品になってしまったようですが、こういう絵を描くときにはとても重宝するツールです。

下の絵はフリーハンドで書き直したものです。よく見ると、線はふらふらだし、はみだしているし、塗り方も白いところがいっぱい残っているし。

でも、これでいいのです。これが私のテイストだと開き直ればいいのです。

分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
まずは拳骨。自分の手を見ながら描きます。
いいんです線がふらふらしてても。
次に色を塗ります。
ブラシツールで直接塗りました。白い部分が残っていても OK。逆にそれが効果になります。
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
顔の輪郭。
まるでジャガイモのようにデコボコしてますが、いいのです ^^;;
耳もつけ足します。
線がちゃんと交わっていなくてもかまいません。
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
顔はまず外側だけブラシツールで塗りました。
ここも白い部分が多く残っていますが気にしません。

中の部分はバケツツール (塗りつぶしツール) でべた塗りです。

分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
残っているのは顔。
ニコニコ顔は描きやすいのでおすすめ。
口の中もブラシツールで縫ってもよかったのですが、面倒くさかったので、バケツツールでべた塗り。
ちょっとでも赤が入ると印象がずいぶん違います。
分かりやすいスライド  
先ほどの文字を Cut & Paste して完成 !  

私自身も絵がうまくないのに、こんなこと書いていていいのだろうかとちょっと思う... ^^;;

 

意味のない絵やアニメーションはやめよう

余白が気になるのか、ぜんぜん意味のない絵を入れる人がいますよね。

自分ではいいと思っているかもしれませんが、私はそれにはまったく意味がないと思います。

逆にそんな埋め草的な絵が入ることは逆効果にしかならないと。

絵があるとそれは内容に関連するものだと考えるので、その絵の意味を考えてしまいます。でも、意味はないんですよね。

中世の絵のように絵を記号的解釈すると、内容に関連するんだったらおもしろいかもしれません。でも、そこまで裏を読める人はいないだろうし... ^^;;

だとしたら、そんな絵はないほうがいいのです。資料に発表内容とまったく関連のないものはいらないのです。

同じように意味のないアニメーションもやめたほうがいいと思います。

たとえば、すべての文字がアニメーションするような資料。自分ではかっこいいと思っているかもしれませんが、はっきりいってうざいだけです。

アニメーションはここぞというときに使うからこそ、効果があるのです。

特に文字が横から出てくるとか、下から出てくるとか、回りながらでてくるなんていうアニメーションは本当に強調したいときだけにしたほうがいいと思います。

 

アニメーションのすすめ

とはいうものの、アニメーションをするなということではありません。積極的にアニメーションにしましょう。

特にものごとの動きや流れを説明するにはアニメーションは欠かせません。

パタパタ漫画でも何でもかまいません。動きをとりいれるだけでグーンと分かりやすくなるはずです。

たとえば、シーケンス図を使ってソフトウェアの動きを説明する人がいますが、あまりおすすめできません。シーケンス図を発表資料にするとどうしてもフォントが小さくなってしまい読めなくなってしまいますし、喋っていることとシーケンス図の対応する部分が分かりにくいと思います。

シーケンス図のメッセージセンディングの線の色を喋るのにあわせて変えるだけでも、ぜんぜん違うはず。

たとえば、2 台の PC で通信していることを示しているのであればこんなのはどうでしょうか。

それともこんなのは

なにかむずかしいことをやっているような感じがするかもしれませんが、両方とも非常に単純で次のような動かしているだけなんです。そうするとあたかも、線が膨らんだり、波うったりするような感じになりませんか。

animation1 anime2

こういう誇張は、ギャグアニメによくありますよね。

通信というより、メッセージを送りあっているというのを強調したいのであれば、こんなのはどうですか。

これも本当にたいしたことなくて、車の絵を線の上にのるように動かしているだけです。

でも、単に通信してますと口でいうより、ずっといきいきしてくるはずです。

こういうのにこっていると確かに資料を作るのに時間がかかります。でも、苦労すれば、それに見合うリターンはあると思いますよ。

アニメーションを使う場合の注意点ですが、

無限ループのアニメーションはやめよう

です。無限ループしてしまうと、聞いているほうはどうしてもそれが気になってしまいます。そうすると、集中が途切れてしまいます。

アニメーションは興味を引くのにとても効果的ですが、その効果があまりにも強いので、無限ループにしてしまうとそちらに引っ張られてしまうのです。

今日のランチ

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今日は午前休み。午後から出社です。

その前にランチをということで、新宿ルミネのゲウチャイ。となりに新しくオープンしていた麻辣麺荘と TOKYO ROUX にも惹かれたのですが、タイヌードルがむしょうに食べたかったのです。

ちなみに隣の麻辣麺荘はバックが四川飯店です。TOKYO ROUX は Soup Stok TOKYO です。

真ん中の写真の中央下に見えるのはタイ風さつま揚げのトードマンプラー。とろみのついた甘辛なたれと砕いたピーナッツがいっしょになってます。

ヌードルはセンレックでナームトック ムーです。センレックとは麺の種類で 2mm ぐらいの平打ち麺。タイの麺はほとんどが米から作られたもので、ビーフンみたいな感じです。

ナームトック ムーのムーは豚肉。ちなみにトムヤムクンのクンはエビ、ガイが鶏肉、ヌァが牛肉。ナンプラーのプラーは魚です。写真のとおりかなり赤いです。辛さはそれほどでもないと私は思うのですが、私の感覚はおかしいと巷でのうわさなので信じないほうがいいです。

まだ早い時間だったので、入ったときにはお客さんはほとんどいませんでしたが、出るときには結構な人。でも、なぜだか分からないのですがすべて女性なのです。なんでだろう?

Keawjai Keawjai
Keawjai

今日のキター

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とうとうきました。あれですよ、あれ。

そうです、Dukelele です。ジャーン。

Dukelele Dukelele
プチプチシートで厳重な包装 開けると、ダンボールが。でも、すでに開けた形跡あり。
Dukelele Dukelele
箱をあけたら... ケースでした。なぜかポケットのところに緩衝材が。 ジャーン。
Dukelele Dukelele
自立します。 James Gosling と川原ひでやさんのサイン入り
Dukelele  
さっそく弾いてみましょう ;-)  

今日の一枚

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James Hill, "Fantasy for 'Ukulele" (2005)

せっかくだからウクレレにしようと思ったのですが、Jake Shimabukuro は オヤジ ブー LOG でとりあげられてしまったので、James Hill なのです。

ハワイの人ではなくて、カナディアンらしいです。

どうやらこのアルバムは日本での企画盤らしいですね。ちょうど来日するからでしょう。

クラシックやボサノバ、ポップスの曲などを果敢にウクレレで弾いています。私的にはそういうカバーより、オリジナルの方が全然いいと思います。

Eucalipstick や Lullaby on a G String など。意外にボサはいい感じですが。

それにしても、ネックのところをカットしたウクレレというのもあるんですね。

2005/03/21

今日のプレゼン準備 その 3

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今日も資料の作り方です。

聞く人にやさしい資料を作ろう

  • フォントにこだわろう
  • どこに関して話しているのかすぐに分かるような資料を作ろう
  • 字を少なくしてみよう
フォントにこだわろう
フォント

フォントを選んだことはありますか。まさか、Power Point のデフォルトのフォントままではないでしょうね。

私は話す内容や、聞いている人によってフォントを変更します。だいたい、ゴシックを使うと思いますが、ゴシックにもいろいろあるわけです。

右の図は私の PC にインストールされていた代表的なゴシック系のフォントです。

私は聞いている人が堅めの人ばかりならば太ゴシック、通常であれば普通のゴシックを使うことが多いです。JC2005 は少し話をやわらかくしようと思ったので、丸ゴシックを使いました。

わざと手書き風の感じを残すならばポップ体なんてのもいいかもしれません。

でも、たとえばマネージャー層ばかりのところでポップ体などを使うと、「何をふざけているんだ」と怒られかねませんけど ^^;;

それはさておき、字は内容をも反映させるのです。もう少し気を使ってもらいたいなぁと感じるわけです。

英語で履歴書を書くときに、フォント選びが重要な要素になるそうです (注 1)。プレゼンテーションでもそれは同じなのです。

また、フォントの色も考えてもらいたい点です。

本当に黒もしくは白でいいのですか? 私はよく濃い青を使ったりします。RGB でいうと #000033 とか。

黒は硬いんですよね。黒でない色を使うとなんとなく柔らかい感じがします。

かといって、フォントにはあまり明るい色は使わないほうがいいと思います (バックが明るい色の場合)。

 

注 1: 一歩上いく英文履歴書の書き方、使い方 第4回 履歴書のフォント選びは難しい

 

どこに関して話しているのかすぐに分かるような資料を作ろう

聞いている人は常に話している人を注視しているわけではありません。

予稿を見ているかもしれないし、携帯電話でメールしているかもしれません。

そういう一瞬の切れ目の後、またプレゼンテーションを聞こうとしても切れ目の間にどこを話しているか分からなくなったら、それだけでもう聞く側の集中は切れてしまいます。

それにポインターが使えないかもしれません。

私自身はポインターが嫌いなので、基本的に使わないのですが (これについてはまた次回以降に)、ポインターを使わないとどの部分について話しているかなおさら分かりにくくなってしまいます。

だからこそ、資料ではそれを分かりやすくするべきなのです。

たとえば、 次のような資料と

分かりにくいスライド

次のような資料ではどちらが分かりやすいでしょうか。

分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
分かりやすいスライド 分かりやすいスライド
分かりやすいスライド  

いうまでもなく後者だと思います。

Power Point などを使っていれば、こういう効果なんてすぐにできるはずです。

それだとしたら、ちょっとした気遣いでプレゼンテーションがぐっと魅力的になるはずですし、分かりやすくなるはずです。

分かりやすいということは、自分がいいたいことを理解してもらいやすいということなのですから。

ただし、これを配布資料でやられると、ページ数だけ妙に増えてしまうので、敬遠されます。

また、PowerPoint を使っている人によくいるのですが、配布資料にアニメーションで後から出てくる吹き出しなども、すべて 1 ページに入ってしまっていることがよくあります。

そうしても、すべての文字を読めるのならばいいのですが、吹き出しのせいで文字が隠れてしまっていることも多々ありますよね。そういう場合は、配布資料ではちゃんとページが分かれるようにしましょう。

私は Macromedia Flash を使ってプレゼンすることがほとんです。まず、発表用の資料を作り、完成したらそれをコピーして配布用資料用を作ります。

配布用にはアニメーションなどが入っていてもしょうがないので、なるべく資料として分かりやすいバージョンを作るようにしています。

 

字を少なくしよう

よくいるんですよね。文字でびっしりという人が。英語だとこういうのを Wordy といういうのだそうです。

聞いているほうは読むだけで精一杯になってしまって、聞くのがおろそかになっていしまいます。

それだけではないのです。

だいたい、文字でびっしりという場合は、文章を書いている場合か、話すのを忘れそうなのでなんでもかんでも資料に入れておくという場合が多いと思います。

そうすると、話すほうもそれを読んでしまうんですね。ということは、PC の方を向いてしまうか、スクリーンを向いて喋ることになりがちです。

これも次回以降で書こうと思っているので、ここではあまり書きませんが、話す人は常に聞いている人の方を向かなくてはいけないのです。

だいたい、スクリーンを見て喋るなんて、聞いている方たちにお尻を向けて喋るということになってしまうのですよ。それは失礼ではないのですか?

文章を書いている場合は、キーワードを中心にすれば短くなります。

なんでもかんでも詰め込んでしまっている場合は、一度整理してみましょう。本当にそこで伝えたいことはなんですか? もしかしたら、付随する情報はいらないかもしれません。

だとしたら、発表の時にそれをいい忘れたとしてもたいしたことはないのです。

 

今日のお買い物

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Converse

衝動的に Converse の All Star を買ってしまいました。

All Star なんて大学生の時にはいていた以来なので、すごい久しぶり。

買ったのは真っ黒のハイカット。もちろん、キャンバスです。普通の黒はソールやマークは白ですが、これは真っ黒。

なかなかお気に入り。

今日の一枚

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Lenny Kravitz, "Baptism" (2004)

私の大のお気に入りアーティスト、Lenny Kravitz です。

でも、このアルバムは CCCD だったので、私にとってはかなりイメージダウンです。

なんで、CCCD なんかにするんでしょうね。アルバム自体はすばらしいのに、CCCD だというだけでかなり長いこと買うのを躊躇してしまいました。

なんか今月は文句ばっかりですね ^^;;

というわけで、このアルバムですが、昔のギター小僧の印象はかなり薄れてますけど、やっぱり Lenny はギター小僧なのです。

Gap の CM で使われていた Lady なんか歪ませたギターがいいのですよ。

それとは逆に Baptized や What Did I Do With My Life?、Destiny などはアコスティックの曲。Destiny は なんと弾き語りですよ。弾き語り。むちゃくちゃ、かっこいいです。

I Don't Want to Be a Star や Calling All Angels、The Other Side などはピアノの曲。ピアノの曲が多いですね。でも、私は好きです。

そいうえば、Jay-Z のアルバムに Lenny がでていましたが、このアルバムでは Storm で Jay-Z がラップしていますね。

ところで、Baptism というとキリスト教を思い出してしまうのですが、何かつながりがあるのでしょうか?

2005/03/18

今日のプレゼン準備 その 2

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前回にひきつづき、プレゼンについて。今日は資料の作り方について。

プレゼンの資料に関してはいろいろなところで書かれていたりするので、軽くいきます。

とはいうものの、結構長くなってしまいました。前回、kyuka さんに字ばっかりといわれてしまったのですが、今日も字ばっかりです。すいません。

資料を作るにあたって重要なのは...

目的意識を持とう

  • 何のためにプレゼンテーションをするのかはっきりさせる

研究発表でも、製品の紹介でもなんでもかまいません。

ただ、何を聴衆に伝えたいのかはっきりさせましょう。

たとえば、自分の研究の成果を学会で報告するとしましょう。

その場合、何を聴衆に伝えるのですか? そうです、自分がやってきたこと。それも他の人がやっていなかった自分独自の部分ですよね。

聞いている人にアピールしたいポイントをまず考えましょう。

よく、アピールできるほど自信がないからという人がいます。でも、たとえいつもは自信がないとしても、プレゼンテーションのときだけは自分がやってきたことがすばらしいことであると思いましょう。

自信がないプレゼンテーションは、やはり態度に表れてしまいます。なんとなく引け目を感じていることが分かってしまうのです。

逆にアピールしたいポイントが山とある場合もちょっと考えものです。聞いているほうはそれだとあふれてしまいますよ。

やはり、ポイントはできれば 1 つに絞りたいものです。それが無理だとしても、片方の手の指で数えられるぐらいにしましょう。

 

なぜここに至ったのか

  • 導入部だけはきちんと考えよう

さて、アピールするポイントがつかめたとしても、プレゼンテーションの冒頭からそれをいうわけにはいきません。

プレゼンテーションの一番はじめに、そこまでに至る背景やいきさつ、問題などを説明する必要があります。

研究発表だったら、なぜそのような研究をする必要があったのかなどを説明します。

そのときに聴衆がどのような人なのかを考える必要があります。素人向けなのか専門家向けなのかでここのステップは全然違うはずです。

ここでちゃんと背景を説明できないと、聞いている人の共感を得ることができず、聞いている人は集中力を失ってしまうのです。

たとえば、ドラえもんのストーリーを考えてみましょう。

  1. のび太がいじめられるとか、宿題をやっていないとかの問題にみまわれる
  2. ドラえもんに泣きつく
  3. ドラえもんがポケットから道具を出してくれる
  4. とりあえず、問題解決
  5. のび太が想定外の使い方をする
  6. 再び問題が起こってオチ

一番はじめに何らかの問題が起こっているわけです。ここの部分が読者の共感をよばないような問題であれば、つまらないといってすぐに読んでもらえなくなってしまいます。

ドラえもんがポケットから出してくれるいろいろな道具は、この前段の問題があるからこそ生きてくるわけです。

テレビでやっている通信販売も同じです。

はじめに台所の汚れがおちないとか、ダイエットできないとか何らかの問題を説明しますよね。

その問題が見ている人の共感をよべばよぶほど、それを解決してくれる商品が輝いてくるわけです。

ついでにいうと、背景の部分で専門的なことも説明してしまいましょう。専門の人たちに対してプレゼンテーションをするのであればいいのですが、素人の場合は導入部でプレゼンをするのに必要最低限の専門知識の説明をしておかないと、後から専門的な用語などが出てきたときにそこでおちこぼれてしまいます。

すこしだけ具体的な例題をあげてみます。

たとえば、Project Looking Glass のプレゼンをするとしましょう。その場合、川原さんはプレゼンで次のような組み立て方をしています。

  1. 20 年前に現在の GUI の基礎となった X Window や Apple の Macintosh が登場しています。
  2. 20 年前の Mac の CPU は 68000 で動作周波数は 5 MHz。かたや現在の Pentium 4 は 3 GHz 以上。性能的には 1,000 倍以上の開きがあります。
  3. ハードの性能はとてもあがったのですが、さて GUI はどうでしょう。
  4. 全然かわっていません。
  5. 本当にこれでいいのでしょうか?

ここまでで、新しい GUI の必要性をとくわけです。

この後、3D に話は移ります。

  1. 2D に代わって 3D が注目されています。
  2. よくあるのはデスクトップを仮想空間とみなすようなものです。
  3. でも、本当にそれがユーザにとって使いやすいですか?

ここまでで、疑問が 2 つでてきました。今の GUI でいいかどうかということと、ユーザにとって使いやすい 3D はどういうものなのかという 2 点です。

「うん、うん、そうだよ。使いにくいと思っていたんだよ」と思ってくれる人がいればこっちのものです。

この部分のでき如何でプレゼンテーションが生きるか死ぬかが決まるのです。

ですから、この部分には十分に時間をかけて、丁寧に説明する必要があります。

プレゼンテーションの資料もこの部分だけは、丁寧に作りましょう。

ただし、例外があります。社内でプレゼンテーションをする場合によくありますが、すでに背景の部分のコンセンサスが取れている場合はこの部分は省略してもかまいと思います。

今日のプレゼンテーション

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安藤さんに誘われて、シーグラフ東京の CG GONG で LG3D のプレゼンテーションをしてきました。

私にとっては異業種の人たちばかりで、なかなか普段は接することがない人ばかりです。

それに私が作ったアプリケーションなんて、3D の専門家からすれば、ぜんぜんたいしたこともないものなのです。

そういうところでプレゼンテーションをするのはなかなか難しいです。特に今回は時間が短いので、構成にかなり悩みました。

もう 1 つの懸念だったのが、X11 のネイティブアプリケーションを見せる必要があったということです。

ようするに Linux でデモをしなくてはいけないということです。私が使っているノート PC は 2 台あって、片方が Pentium-M 1.6MHz、GoForce 4 で Fedora Core 3 を使っています。もう 1 台が Pentium M 1.4MHz (通常電圧版) で統合型チップセットの Intel 855 GM のマシンで Windows XP が動いています。

さて、どちらが LG3D が快適に動くと思いますか?

答えは PenM のマシン。意外でしょ。Windows の OpenGL はなかなかすぐれものなのです。

しかし、プレゼンでは LG3D を見たことがない人ばかりなので、ネイティブアプリも動作するということを見せたいのです。だから、Linux マシンを使わざるをえないのですが、描画が追いつかないで、よく固まるのです ^^;;

本当は Firefox や Real player のデモをしようとしたのですが... 残念ながら、見送り。

こういう不安材料があると、緊張します。とても緊張します。すごい緊張しました ^^;;

とりあえず、時間内で終わらせることはできました。最後の 3 秒で偽パルタ君のバイバイを起動して終わり。

360 度のデスクトップなど盛りこめなかったものもありましたが、まぁよしとしましょう。

でも、わざわざネタ用に Zoetrope を裏返せるようにして、裏にカンニングペーパーを貼るという改造をしてあったのですが、すっかりそれを見せるのを忘れてしまいました。

他の人たちのプレゼンは力作ぞろい。

LG3D 上で DJ コンソールを作ってしまった福田さんの発表や、アントラッドの和田さんによる 3D-NWS が私的にヒットしました。

今日の一枚

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Usher, "Confessions" (2004)

さて、Usher です。

大ヒットアルバムなので、いうことはありません。

ところで、このアルバムは 2 つのバージョンがあります。3 月と 10 月に出ているのですが、後者は Alicia Keys とデュエットしている My Boo などが入ったバージョンです。私が持っているのは後者の方です。

個人的にはこういうのはやめてもらいたいなぁ。危なく、2 枚買うところでした。たまたま、Delux Edition が出ると知ったので、秋まで我慢して買わなかったのです。

アルバム自体はいいできだと思うのですが...

お気に入りは Burn と My Boo。

でも、Yeah! や Red Light のキーボードの音はうるさいと思います ^^;;

2005/03/15

今日のプレゼン準備

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プレゼンはある程度、技術です。

発表する内容がつまらなくても喋り方によってはとてもおもしろくなります。

逆にいえば、どんなにおもしろい内容でもへたなプレゼンだと誰も聞いてくれません。これは重要なことだと思います。

もう一度いいますが、プレゼンテーションは技術です。誰でも手順を踏めばうまくなるはずです。

よく、プレゼンテーションのうまくやるためのスライドの作り方というものがありますが、スライドを作る前にやらなくてはいけないことがあります。この段階を踏まないと、いいプレゼンはできません。

一番はじめにすること

  • 会場を調べる
    • 会場の大きさ
    • キャパシティ
    • スクリーンの大きさ
    • スクリーンから聴衆までの距離

会場の大きさを調べることは非常に重要です。

キャパシティやスクリーンの大きさ、聴衆までの距離に応じて、スライドで使用する文字の大きさを決めます。

よく PowerPoint のデフォルトのままにしている人がいますが、言語道断です。

自分で大見出し、中見出し、小見出し、地の文などのフォントサイズを決める必要があります。

スクリーンの大きさで気にしてほしいことの 1 つに、ポインターがあります。100 インチ程度のスクリーンであれば、指し棒などを使うことができますが、それ以上になると基本的に指し棒は使えません。

使うとしたら、レーザーポインターですが、レーザーポインターは聴衆にとってあまり見やすいものではありません。

できれば、ポインターを使わないですむようなスライドを作るべきです。

 

次に考えること

  • 聴衆を調べる
    • 人数
    • 専門知識の有無
    • 有料か無料か/聴衆の目的意識がはっきりしているかどうか
    • 職業、職種、役職

次は聞く人に関してです。

まずは人数。人数が多ければ多いほど、種々雑多な人が集まります。その中にはプレゼンする内容に関する専門的な知識がない人も多くいるはずです。

学会などで発表するときは、バックグランドとなる専門知識は持っていると仮定できますが、一般のプレゼンではそれを期待することはできません。

専門知識の有無によって、専門知識の説明をプレゼンの中に含めるか否かが決まります。

また、素人向けの場合には専門知識を説明したとしても、難しいことを話すわけにはいきません。

しかし、種々雑多な人が混じっている場合には、素人だけでなく玄人も混じっているわけです。そのため、すべてを簡単な内容にしてしまっては玄人は納得しないのです。

ここらへんのさじ加減は難しいのですが、私は 100 人以上が集まるような場合には 8 割を初心者向け、2 割を玄人向けぐらいにアレンジするようにしています。

また、有料か無料かということは、聞く側の態度に表れます。有料の場合は元を取ろうとするために、真剣に聞かれる方が多いような気がします。

これは聴衆の目的意識がはっきりしているかどうかということにもつながってくると思います。

目的意識がはっきりしている場合のプレゼンはやりやすいです。はじめから、本題に入っていってかまいません。

問題は聞く側の態度が真剣でないときです。

この場合は、つかみが重要になります。落語でいう枕ですね。

はじめの 3 分で、プレゼンがおもしろいかつまらないかを判断されてしまい、つまらないと思ったらそこでスイッチオフされてしまいます。スイッチオフした聴衆を再びオンにするのは、とても難しいです。

そこではじめのつかみが重要になってくるわけです。

もちろん、どのようなプレゼンテーションでもつかみは重要です。つかみがうまくいけば、聴衆は興味を持って聞いてくれるので、後はその興味を如何に持続させるかということになります。でも、一度興味を持ってくれれば、その後興味を維持することは比較的楽にできるはずです。

さて、つかみの部分で私がよく使うテクニックは以下の 3 つです。

  1. 挙手ネタ
  2. 疑問ネタ
  3. ジョーク

挙手ネタは、会場に質問して挙手させるものです。挙手したりしていると寝ぼけている人も一時的ですが、起きてくれます。

ただし、挙手が有効だとしても、何度もするのは逆効果です。

疑問ネタは「こういうことで困ってませんか?」という疑問を投げかけるスタイルです。聴衆の方たちが本当に困っていることにジャストフィットしていたら、こっちのものです。

あとは、それを解決するための方法を説明していけばいいのですから。

難しいのは困ってませんかと問いかけたときに、困っていないといわれるときです。

そのときのために、聴衆がどのような人たちなのか調べる必要があるわけです。マネージャ層と技術者では困っていることが違うはずです。聴衆がどのような人たちなのか調べることで、疑問がいきてくるはずです。

最後のジョークは常套手段ですね。しかし、場によります。あまり固い人たちばかりのところでジョークをいってもすべるばかりなので気をつけましょう。

また、ジョークといっても発表する内容とぜんぜん違うことをジョークの材料にしてもだめです。内容に関連したことをジョークにしないと。

後は、すべったときにどうするかを考えておいたほうがいいです。すべるとあせるんですよね ^^;;

わざとすべらすという高等テクニックもありますが、Scott McNealy ぐらいのプレゼン達者でないと使いこなせないかもしれません。

JC2005 では、Looking Glass のコミュニティを題材にしてジョークを盛りこみました。誰でもコミュニティの一員になれるのですが、そこをあえて入団条件をあげるということをやってみました。

すべったのもあるのですが、まぁそこそこうけたのでよしとしてください。

長くなったので、次は次回に。

今日のおやつ

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おみやげ

JC2005 でいっしょにセッションをした藤槻さんと、BOF で発表されたおだはらさんにおみやげをいただいてしまいました。ありがとうございます。

藤槻さんからはたけのこの里クレームドブリュレ味、おだはらさんからは札幌スフレ

たけのこの里はおいしいんです。おいしいんだけど、クレームドブリュレじゃないです ^^;; いくつ食べてもホワイトチョコの味しかしません ^^;; 確かに香料はカスタードのにおいを使っているのですが...

ところで何でクレームドブリュレなんでしょうね? プリン味じゃダメなのかなぁ?

札幌スフレはおだはらさんによると隠れた名品なのだそうです。いただいたのはチョコの方。確かにおいしいです。

Web を見てみるとクーベルチュールを使っているとありますが、普通のお菓子にクーベルチュールは珍しいですね。

今日の一枚

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Eric Clapton, "Session for Robert J" (2004)

前回の Me and Mr. Johnson の続編的なアルバムです。

私はどちらかというとこっちの方が好きです。

曲目がダブっているのもありますが、逆にいえば Me and Mr. Johnson に入っていない 4 曲はお得なわけです。

私的にはアコスティックセッションがお気に入り。特に From Four Until Late と Ramblin' on My Mind ですね。

それにおまけというかこっちがメインではないかと思うほどの DVD は必見です。ただ、輸入版の DVD はリージョン 1 なのでお気をつけください。

それにしても、Me and Mr. Johnson は CCCD だったし、これはリージョンが 1 だし、ユーザの利便性を考えているのだろうか? レコード会社の判断かもしれませんが、それを許した Clapton の姿勢には不信感をぬぐえません。

2005/03/11

今日の感想

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JC 2005 Spring の会場をうろうろしていたら、何人かの人に話しかけられました。みなさん、昨日のセッションに参加された方。とても好評だったようです。

なんと、その中の 1 人には握手まで求められてしまいました。なんかうれし恥ずかしです ^^;;

今回は名刺を 50 枚持っていったのですが、終わってみたら残り 2 枚。危なかった。

今日のランチ

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おぼろ丼

エレベータが混む & ライブラリーカフェも混むので、昼の時間をはずそうと思っていたらいつの間にか 3 時。

この時間だとほとんどのレストランはランチは終了。ということで、Fujino でおぼろ丼。おぼろはおぼろ豆腐のこと。やっぱり豆腐はおいしいです。

それにしても、お客さんは女性のみ。すごい場違いかも ^^;;