2024/03/16

Jfokus 2024 その1 準備編

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2月5から6日にかけて、スウェーデンのストックホルムでJavaのカンファレンスのJfokus 204が開催されました。今回、日本人の参加者は私を含めて3人しかいませんでした。

ぜひ、来年は日本からの参加者が増えるといいなぁということで、Jfokusの備忘録です。

なお、2月3, 4日にはベルギーのブリュッセルでFOSDEMというカンファレンスも開催されています。FOSDEMとJfokusの両方とも参加される方も多いのですが、さくらばはJfokusだけ参加しました。

今回はあまり写真を撮っていないので、会場などの写真はほぼないです。すみません。


Jfokus

Jfokusはスウェーデンのストックホルムで2007年から開催されているJavaのカンファレンスです。VM Tech SummitというVMに特化したイベントも一緒に行っているなど、ちょっとデープなカンファレンスになっています。

しかし、コロナ後はVM Tech Summitが開催されておらず、普通の大規模なJavaカンファレンスになっていました。今年は、事前にはVM Tech Summitもあると言われていたのですが、結局なかったらしいです。かなり残念。

www.jfokus.se

参加者は1,000人ぐらい?上述したようにFOSDEMから参加している方も多いようです。

スウェーデンでの開催ですが、セッションは英語です。スウェーデンはTOEICの国別ランキングで常に上位にいる国なので、どこでも英語でOKのようです。


チケット

JfokusはDevoxxのようにチケットの争奪戦になることはないですが、売り切れることもあるので早めに取得するのがいいと思います。また、Devoxxとは異なり、クレジットカードに対応しています。


ストックホルムへ

Jfokusに参加することが決まったら、まずやることは交通手段と宿泊の確保です。


空路

ストックホルムはアーランダ空港とスカブスタ空港がありますが、ほとんどがアーランダ空港になると思います。ただし、ライアンエアーなどの航空会社はスカブスタ空港をしていますが、まぁ使うことはないと思います。

現状、アーランダ空港への直行便はないので、どこかしらで乗り継ぎを行う必要があります。

スウェーデンはシェンゲン協定加盟国なので、フランクフルトやパリから乗り継ぐ場合は乗り継ぐ場所で入国審査を受ける必要があります。このため、乗り継ぎには余裕をみてスケジュールしたほうがいいです。

イギリスなどシェンゲン協定に加盟していない国はスウェーデンで入国審査を受けます。

今回、さくらばはロンドン ヒースロー空港で乗り継ぎで、アーランダ空港着でした。


ストックホルム市内へ

アーランダ空港からストックホルム市内へは、鉄道のアーランダエクスプレスを使うのが便利です。

ターミナル5に直結したアーランダ北駅と、ターミナル2, 3, 4から利用できるアーランダ南駅とストックホルム中央駅を結ぶ鉄道で、だいたい40分ぐらいでストックホルム中央駅に着きます。

チケットは空港でも購入できますが、事前にオンラインで購入する方がいいと思います。オンラインで購入すると、QRコードが発行されるので、それを駅でスキャンすればOKです。

列車内で検察にくることもあります。

www.arlandaexpress.com


宿泊

Jfokusの会場はストックホルム中央駅に直結したStockholm Waterfront Congress Centreという場所で開催されます。

なので、中央駅近辺でホテルを探すのがいいと思います。

一番いいのは会場と同じ建物にあるRadisson Blu Waterfront Hotelですが、周りのホテルに比べると宿泊費は高めです。なお、すぐそばに同じ系列のRadisson Blue Royal Vikingというホテルもあるので、お間違えなく。

Radisson Blue Waterfront Hotelは新しい建物なのですが、中央駅の近辺は古い建物が多いのでホテルも古いところが多い感じです。ちょっと離れると新しいところもあるので、会場まで近いという利便性をとるか、施設のよさをとるかのどちらかですね。

今回、さくらばはFreys Hotelに宿泊しましたが、ここもかなり古い建物でした。


気候

北欧と聞いたらやっぱり寒いと思いますよね。

今年のJfokus会期中は一番寒い日で最低気温-10度、最高気温-3度ぐらいでした。

Jfokusの前の週がかなり暖かくて、前々週は最低気温が-20度になるぐらいの寒さだったようです。

したがって、行くとしたら、最低気温が-20度になっても耐えられるぐらいの服装で!今年もそこまで寒いというわけではなかったですが、日本からの参加者の1人が寒さで風邪をひいてしまっていました。せっかくカンファレンスに参加するのですから、体調を崩さないように、万全の体制で挑むようにしましょう。

前週が暖かったということから、今年は街中はほとんど雪は残ってませんでした。昨年は雪も残っていて、道がアイスバーン化しているところもあったらしいので、靴もそれ用に用意したほうがいいと思います。

ストックホルムは湖に面した街ですが、最低気温が-10度にもなると湖も運河もカチカチに凍りますね。


Jfokus会場

Jfokusの会場は前述したようにWaterfront Congress Centreです。ストックホルム中央駅からほぼ直結してます。

ただ駅の裏側なので、ちょっと分かりにくいかもしれません。

古い建物が並ぶストックホルムの中心街の中で、ここだけは妙にモダンな建物になっています。

運河に面している建物ですが、運河の向かい側は市庁舎です。私は知らなかったのですが、魔女の宅急便に出てくる時計台の尖塔は、この市庁舎がモデルらしいです。

入り口にはクロークがあるので、上着はここで預けられます。会場は暖かく、上着は邪魔になるだけなので、預けた方がいいと思います。


食事

Jfokusは、朝食とランチが提供されます。

朝食にはスウェーデン名物でもあるカネルブッレ(シナモンロール)やカルダモンマブッレ(カルダモンロール)、オープンサンドのスモーブローなどが出されます。

昼は日によって異なりますが、スウェーデン料理のプレート。けっこうおいしいです。

また、会期2日目の夜は展示会場でレセプションがあり、軽食がでます。ただ、おなかがいっぱいになるほどではないですね。

気をつけなくてはいけないのが、レストランが意外と早い時間にしまってしまうこと。行くところが決まっているのであれば、予約してからいくのがいいようです。

逆に早朝からやっているカフェやイートイン併設のパン屋さんは多いんですけどね。


後編では、さくらばがJfokusで聴講したセッションの中から面白かったものについて紹介します。

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