2014/10/01

JavaOne San Francisco 2014 第 4 日

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昨日、ホテルに帰ったら、いくらカードキーをかざしても部屋の鍵が開かない!

カードキーがおかしくなったかと思って、フロントに戻ってキーが開かないんだけどと。カードキーをリセットしてもらって、再び部屋へ。ところが開かない。

もう 1 度、フロントに戻ってダメなんだけどというと、今度はスタッフも一緒に来てマスターキーでトライしてくれました。ところが、開かない。

なんと、カードキーのレシーバーの方が逝かれちゃったらしいのです。

しかたなく、急遽別の部屋を用意してもらいました。でも、よく部屋あったなぁ。満室だったはずなのに。たぶん、予備の部屋なんでしょうね。前の部屋よりいい部屋でした。

明日の朝イチに業者が来るので、待っていてくれといわれたわけです。

ノート PC の充電器は持っていたものの、カメラやスマートフォンのは持っていません。もちろん、写真も PC に取り込めず。これはイタい。

まぁ、最悪の場合でも、買えばいいだけなので、どうにかなるでしょう。

で、今朝 8 時ぐらいに電話で、部屋が開いたと。で、行ってみたら、やっぱり鍵が壊れていたらしいです。もうこの部屋は使えないので、昨夜泊まった部屋に移動してほしいと。

幸いにも荷物は全部無事でした。それらを急いでまとめて、部屋を移動。カードキーも 1 泊だけになっていたので、リセットしてもらって、再び昨日の部屋へ。

まずは充電と写真の取り込み。今日の夜はライブがあるので、それに備えてカメラのバッテリーはフルにしておきたいのです。

そんなことをやっていたら、午前中の 2 セッションは聞けず。まぁ、しかたないです。

ほんと今年はついてない。

 

で、今日、聴講したセッション

  • Plugging into the Java Compiler [CON4265]
  • Extreme GUI Makeover [CON3474]
  • Building Custom JavaFX Controls [CON3064]
  • Introduction to Java DIO APIs [CON5394]

 

Plugging into the Java Compiler [CON4265]

スピーカーは Google の Christian Gruber と Éamonn McManus。Java SE で Google の人のセッションは珍しい。まぁ、Android ではないですからね。

ちなみに、Éamonn は JDK のチームにいた人。JMX をやってましたけど、Google に行ってしまっていたとは。髪型が変わっていたので、全然気がつきませんでした。今は App Engine をやっているそうです。

このセッションでは アノテーションプロセッサーを使っていろいろやってみましょうというセッション。

メインは アノテーションで DI を行う Dagger の話。

櫻庭はアノテーションプロセッサを書いたこともあるので、だいたい知っていることでしたけど、便利なんですよね。アノテーションというと使うばかりで、自分でアノテーションを定義することはほとんどないかもしれませんけど、やってみるとおもしろいですよ。

Christian Gruber, CON4265 Plugging into the Java Compiler, JavaOne 2014 San Francisco
Éamonn McManus, CON4265 Plugging into the Java Compiler, JavaOne 2014 San Francisco

Extreme GUI Makeover [CON3474]

Hendrik Ebbers ,CON3474 Extreme GUI Makeover, JavaOne 2014 San Francisco

スピーカーは Canoo の Hendrik Ebbers。Mastering JavafX 8 Contorls の著者でもあります。

Extream GUI Makeover というと、JavaOne 伝統のセッションタイトルでかつての Swing チームの Charles Haase などが行っていたセッションなのです。それを意識しているのか、偶然なのか....

かつての Extream GUI Makeover はおもしろかったんでけど、今回はつまらない。どうも話が薄いんですよね。Tips を並べただけという感じ。

やっぱり作っていた人たちの話と、作られたものを使っているだけの人の話は違うのかもしれません。

ちょっと残念。

Building Custom JavaFX Controls [CON3064]

Jonathan Giles, CON3064 Building Custom JavaFX Controls, JavaOne 2014 San Francisco

で、今度は作っている人の話。スピーカーは Jonathan Giles。彼は JavaFX チームの人なのですが、サンタクララではなく、オーストラリアで活動してます。

また、FXExperience で毎週 JavaFX のニュース集めている人です。

で、去年もこのセッションに出たのですが、内容はほとんど同じでした。Jonathan もうちょっと考えようよ!!

とはいうものの差分が 0 というわけではなく、Java SE 8 で変わった部分はちゃんとアップデートしてました。変わった部分としては

  • SkinBase が公開 API になった
  • CSS API がさらに増えた
  • BIDI のサポート
  • Modena
  • 新しいコントロール
  • ラムダ

って、最後は JavaFX じゃないし...

SkinBase と CSS API が公開されたのはいいですね。

今年も 3 種類のコントロールの作り方。CSS だけの変更、レイアウトを自分でやるもの、全部自分で書くの 3 種類。後の方が、難しくなります。

しかし、資料のコードが読めない。一番前に座っていたのに、それでも読めないって... 写真に撮って拡大して確認してました ><

これはちょっとひどい。

Introduction to Java DIO APIs [CON5394]

Jen Dority, CON5394 Introduction to Java DIO APIs, JavaOne 2014 San Francisco

スピーカは Jen Dority。この人ははじめてだ。

センサーなどを扱うための API で、DIO は Device I/O のことです。櫻庭的には DIO というとデジタル I/O で、アナログ I/O の AIO と対になることばなんですけどね。

DIO といっても独自の I/O ではなく、既存の I/O の規格を Java から使えるようにしましょうというもの。現状でサポートするのは以下の 4 種類。

  • GPIO
  • SPI
  • I2C
  • UART

それぞれ、コード例を出してました。この 4 種類を扱うための統一的な API というわけではなく、それぞれやり方が違うのがちょっとという感じ。まぁ、それもしかたないとは思いますが。

それにしても、この Jen さん、こういう場で話すのははじめてだったようで、こちらにも緊張が伝わるほど、ガチガチ。しかも、デモをしようとしたものの、結局動かず。もうちょっとちゃんとやろうよ。

 

これでセッションはおしまい。

今日はこれからトレジャーアイランドに移動して、エアロスミス!!!

おまけ

Lunchbox, JavaOne 2014 San Francisco

久しぶりに JavaOne のランチボックス食べました。今年初。

午前の 2 セッションを聴講できなかったので、直接ランチ会場に行ったというのがほんとのところですが。

JavaOne のランチボックスはだいたいサンドウィッチかショートパスタ系のものが多かったのですが、サラダがメインのランチボックスがありました。とうぜん、それを選んだわけです。

まぁ、味はまったく期待はしていないので、いいんですけどね。それなりということで。

Lunch, JavaOne 2014 San Francisco
Lunchbox, JavaOne 2014 San Francisco

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