2010/10/03

今日の一枚

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Crosby, Stills & Nash "Crosby, Stills & Nash" (1969)

CS&N のデビューアルバム。とはいっても、3 人ともそれ以前からキャリアがあるわけで、あまりデビューという感じは受けないのですが...

David Crosby は The Birds、Stephen Stills は Baffalo Springfield、Graham Nash は The Hollies。しかも、3 人ともバンドを代表するメンバで、かつ楽曲の提供もしていたわけです。

つまり、3 人とも曲が作れて、3 人とも歌える。しかもギターの腕前もすごいときているのですから、CS&N が結成当初からスーパーグループだったというのもうなずけます。

個人的には Neil Young が加わった CSN&Y の方が好きなのですが、どちらにしてもすごいバンドです。もちろん、こういうすごい人たちばかりなので、そのサウンドもものすごく完成度が高い。

1 曲目の Suite: Judy Blue Eyes からしてぶっ飛んでいるわけです。Suite というのは組曲のこと。ロックなアルバムでメドレーはあっても、組曲というのはあまりというかほとんど聞いたことないわけです。

CSN&Y は基本的に作曲した人がメインボーカルをとるので、誰が作曲したのかすぐに分かります。この曲は Stephen Stills の曲。他の人はバックコーラスに回るのですが、そのコーラスワークもすばらしい。亜流 CSN&Y がぞろぞろ出てきたのも分かるように、CSN&Y が他の人たちに与えた影響が大きいというのがよく分ります。

基本的にこのアルバムに入っている曲みんな好きなんですよね。捨て曲なしです。40 年経った今でも燦然と輝いているわけです。

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