2006/06/15

今日の一枚

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Harvest, Harvest Moon と続く Harvest 三部作なのだそうですが、個人的には Harvest がこの中では一番好きです。

このアルバムはっきりいってちょっと甘すぎ。Harvest Moon も甘かったですが...

私的には Neil Young のエレキでの血の吹きでるようなギンギンのギターが好きなのです。確かにアコスティックでもいい歌は多いのですけどね。

それにこれだけ長くやっているとどうしても同じような曲調が出てしまうのもつらいのです。たとえば、This Old Guitar と、Harvest Moon のタイトルナンバである Harvest Moon。ローコードとハイコードという違いはあるものの、ギターのバッキングパターンはとても似てしまっているのです。

しかし、このアルバムが嫌いかというわけではなくて、やっぱり Neil Young だからと期待してしまうところが大きいからなのだと思います。

それにしても、Harvest Moon からもう 10 年以上も経つんですね。ついこの間だとばかり思っていたのですが。年をとると年月の歩みが加速するというのも、うなずける話です。

さて、This Old Guitar ですが、私の貧弱なヒアリング能力では This old guitar の部分がどうしても It's so guitar に聞こえてしまいます。悲しい。この曲のバックは Emmylou Harris ですが、ささやくような感じでいいですね。こんなちょっとの部分でも何となくカントリーっぽく聞こえてしまうのでは、私だけでしょうか。それにしても Neil Young が女性ボーカルと一緒にデュエットするなんて珍しいです。

Emmylou Harris は他にも No Wonder と Far from Home で歌っています。

No Wonder のイントロのギターはいいですね。なんとなく、Find Cost of Freedom を感じさせるような感じです。タイトルナンバの Prairie Wind の荒っぽいギターもお気に入り。こういう絞り出すような感じで歌う Neil Young が好きなんです。

そして、一番気に入っているのは Elvis Presley のことを歌った He Was the King。ドロップチューニングをしているのか、バレーをせずにジャンジャカか弾いている F ではじまるのです。Open G を 1 音ずつ下げているのかなぁ。

なんで F だということが分かるかというと、曲に入る前に「F でいきたいんだけどどうかなぁ」 みたいな会話が入っているからなのでした ^^;;

それにしても、このアルバムが出てから半年しか経っていないのに、もう次のアルバムが出てしまいました。まだ、聞いていないのですが、精力的に活動してますね。

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