2007/03/01

今日のプレゼン準備 その 2

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前回は会場のチェックについて書きました。

3/14 に行なうプレゼンは Sun Microsystems のセミナールーム。人数はだいたい 50 人ぐらい入ります。

天井はあまり高くありません。なので、資料の下の方は結構見にくいです。そして、プロジェクターの輝度はあまり高くありません。

マイクはピンマイクが使用でき、PC からの音声も出力可能です。また、ネットワークも接続することができます。

こういうところで発表するということがわかりました。

それでは、次の段階です。次に考えるのは

ターゲッティング

です。

誰を対象に話をするかということですね。

ターゲッティングする場合に考慮しなくてはいけないこととして、次のような項目があります。

  • 人数
  • 専門知識の有無
  • 聴衆との関係

話すことが決まっていたとしても、対象とする人によってプレゼンテーションはずいぶん様相が変化します。たとえば、素人の人に、専門用語や省略語をいっぱいつかったプレゼンテーションをしても、ちんぷんかんぷんなだけです。

話す相手、自分が対象としたい人を明確にすることによりプレゼンテーションの目的意識もずいぶん変化するはずです。

 

前回の会場のところでも人数が出てきましたが、ターゲッティングでも参加人数は重要なタームになります。

一般的に人数が多くなれば、それだけ多種多様な人が集まります。ということは、全体的には専門家の集団だとしても、エキスパートから初心舎までいろいろな人が集まるということです。

また、人数が少なくなれば、集団ではなく個人の集まりとして扱うこともことも可能になります。知り合いばかりであれば、それらの人たちの専門知識の有無や興味の持ち具合なども容易にはっきりさせることができます。

基本的には、人数が多く、どのような人が集まるかまったく分からない場合、なるべく初心者をターゲットとするべきです。一部の人には既知のことばかりでつまらなくなってしまうかもしれませんが、そういう人たちは無視してもいいので (失礼 ^^;;)、なるべくやさしいプレゼンテーションを心がけるようにします。

もちろん、人数が多くても、専門家集団であるとか、話す内容に興味をとても持っている人たちであるなど、集団の特製がはっきりしているのであれば、それに合わせたプレゼンテーションにすべきです。

ようは聴きに来てくれる人たちがどのようなひとなのかを十分に調べて、その人たちが望むものを提供しなくてはなりません。

ここまでは能動的にターゲッティングをするということです。

この手法は複数のプレゼンテーションがあり、その中の 1 コマのような場合に必要となります。

たとえば、丸山先生レクチャーシリーズやデブサミで喋る場合、このように能動的な調査が必要となります。

逆に、自分の行なうプレゼンテーションだけであったり、少数のプレゼンテーションであれば、はじめにターゲッティングしてしまうということも可能です。

たとえば、Hot Spot Seminar はプレゼンテーションが 2 本だけなので、目当てにしているプレゼンテーションはおのずと決まってしまいます。

こういう場合は、自分はこのような人たちをターゲットとしていると事前に知らせることで、聴衆を絞り込むことができます。

Hot Spot Seminar で私は GUI の話をするということは、告知ページの概要を見れば分かります。単なる GUI でなく、Swing を題材に取り、そこでクールな GUI を構築するという話をするわけです。

そうしたら、そのプレゼンテーションに興味を持つ人は、ある程度は GUI や Swing が分かる人、今まで Swing を使っていたけどもう 1 段ステップアップしたいという明確な目的意識があるひとたちのはずです。

もちろん、Web アプリケーションやサーバ系をシステムを作っている人も興味を持っていただいて聴きに来ていただいても全然構わないのですが ^^;;

ということで、ある程度ターゲットを絞ることができるわけです。

そこで、櫻庭は Hot Topic Seminar ではターゲットして次のようなひとを対象としています

  • GUI や Swing を一度は触ったことがある人。とはいうものの、Swing の知識は必要最低限でもかまわない

一般の人が対象となるセミナーなので、ある程度初心者やデスクトップアプリケーションに関わりがなかった人も対象にして、このように決めました。

このように誰に対して自分が話すのかというのを資料を作り始める前に決めておくことが重要なのです。

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