2008/10/04

今日の一枚

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João Gilberto "Ao Vivo: Eu Sei Que Vou Te Amar" (1995)

今年は Bossa Nova 生誕 50 周年ということもあり、João Gilberto が再来日するようです。櫻庭も今回こそライブを見にいきます。今までの 2 回の来日とも、チケットの発売日をすっかり忘れて、買えなかったという屈辱の過去があったのですが、今回はちゃんとチケット買えました。

櫻庭にとっては Bossa Nova ≒ João Gilberto なんです。もちろん、楽曲ということでは Antoio Carlos Jobim がいますが、ギタープレイヤーおよび歌手としてはなんといっても João Gilberto です。

このアルバムもそうですが、ガットギター 1 本。後は声だけというのが一番。

最近、気がついたんですけど、João Gilberto って同じ曲の中で何度も同じ歌詞で歌っているんですね。たとえば、歌詞が 3 番まであってさびが同じなのかと思っていたら、まったく同じ歌詞で 3 回歌っていたとか。えっ、気がついていなかったの私だけ?

さて、このアルバムはライブアルバムです。上述したようにギター 1 本。Garota de Ipanema (イパネマの娘) こそ入っていませんが、代表的な曲がいっぱい。やはり、ライブだとそういう選曲になりますね。

Desafinado や Pra Que Descutir Com Madame、Isto Aqui O Que E?、Mediatação、Coccovado など聞き逃せない曲ばかりです。

とはいえ、やっぱり櫻庭は Chega de Saudade が好き。この曲大好きなんです。前半のマイナーからメジャーへのドラマチックな展開は、何度聞いてもたまりません。Jobim の曲と Vinicius de Moraes の詩、そして Gilberto のギターの相乗効果がなせる技だといわざるを得ないのです。

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