2006/11/20

今日の一枚

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Abdel Wright "Abdel Wright" (2005)

レゲエだけど、レゲエじゃなくて、でもやっぱりレゲエな Abdel Wright です。

なんといっても 2 拍子じゃないんですよ。2 拍子じゃなければレゲエじゃないじゃないかと思うのですが、やっぱりレゲエなのはなぜなんでしょう。

ギターだけを聴いているとフォークだったり、ロックだったりするわけです。リズムも 8 ビートだったりするし。なんかへんな感じ。

だからといって、Abdel Wright がダメかというと、ぜんぜんそんなことはなくて逆に最高なわけです。逆に変な呪縛がなくて、のびのびやっているような感じをうけます。

Quicksand はレゲエ版数え歌? っていう感じ。ハープの音が悲しいです。

Dust Under Carpet は前半はごくごく普通のロック。Dashboard Confessional の Chris Carrabba が作ったといわれても、ぜんぜん違和感がありません。途中から裏打ちのギターが入るからレゲエっぽくなりますけど。でも、この曲好きだなぁ。

Ruffest Times もアコギのイントロが印象的な曲。でも、脚韻された歌詞を聴いている、やっぱりレゲエラップっぽいですよね。

逆に Paul Bogle はバリバリのレゲエ。

で、最後の街の喧騒からはじまる Troubled Waters が一番のお気に入り。Troubled Waters といえば「明日にかける橋」ですが、もちろん Paul Simon の曲ではありません。途中で入るバーナーの「ボォッー」というような音は何なのでしょう? 分かりません。でも、いいのです、そんなことは。かっこいい曲であることには変わりないのですから。

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